RIRY

数年前からやっているネットゲームの自キャラに設定を付けて創作ストーリー(オリジナル小説…

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数年前からやっているネットゲームの自キャラに設定を付けて創作ストーリー(オリジナル小説)を書いています。設定は有りがちなものだったり、文才力皆無なのでお見苦しい物では有りますが 少しでも楽しんで読んで頂けたら嬉しいです

最近の記事

Soleil et Lune-another story『日常編-SAKURA Festival-①』

カーテンの隙間から射す光に目を細める 朝か・・ 大きく背伸びをしてベッドを出た兎は着替えを済ませ執務室に向かった 兎は手帳を開きびっしりと書き込まれた手帳を確認する 兎 (LEOさんの今日の予定は・・・) ダダダダダ!!!!!! ウサ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!! 騒がしい足音と自分を呼ぶ声にびっくりして 扉の方へ目を向けると 息を切らしてLEOが駆け込んできた 兎『おはようございます。LEOさん。朝から何事ですか?!』 LEOは息を整え

    • Soleil et Lune-another story-『出会いと始まり④』

      LEO 『あの時の兎は可愛かったよな~』   『俺の後ろをちょこちょこと・・・・』 兎 『っ・・!!』        『LEOさんもういいです! その話は!』 LEO 『いいじゃねぇ~か』 兎 『良くないです!!!』 LEO 『可愛かったんだけどな~・・』   『でもまぁ・・・』 そんなやり取りをしながらLEOはそっと兎の頭を撫でる 兎 『もう辞めてください!子供じゃないんだから・・・』 LEOは大笑いしながら部屋を後にした 立ち去り際にLEOがそっと呟

      • Soleil et Lune-another story-『出会いと始まり③』

        ♪♪~ ♪~♪~ 少年   (何か聞こえる・・・・) 心地いい音色と歌声に少しずつ意識が戻る 少年 (・・・・・・) ゆっくりと瞼を開けると見覚えのない天井が目に入る 少年 (ここは何処だろ・・・・・・) 重たい体を起こして更に周りを見渡す ♪~♪~ そして歌の聞こえる方へとそっと近づいて行く 扉の陰からゆっくりと除き込むと 赤い髪の青年がギターを手に歌っていた 日の光に照らされてまるで太陽 少年は眩しすぎるその青年に目が離せなくなっていた どれぐ

        • Soleil et Lune-another story-『出会いと始まり②』

          タタタタタ・・・・!!!!! 店の亭主「おーい!LEO!また行くのか?!」 LEO  「あぁ あの辺りはこれから抗争が起きるからな!」     「被害が出る前に食い止めね~と!」 足を止めてLEOが応える 店の亭主  「それは分かるが・・お前・・」 LEOは少し困った顔で LEO  「ははは! オヤッさんありがとな!」 それを見て亭主は言葉を飲み込む 店の亭主 「生きて帰って来いよ!!」 そう叫んで見送った 数年前  俺はこんなやり取りを世話になってた

        Soleil et Lune-another story『日常編-SAKURA Festival-①』

        • Soleil et Lune-another story-『出会いと始まり④』

        • Soleil et Lune-another story-『出会いと始まり③』

        • Soleil et Lune-another story-『出会いと始まり②』

          Soleil et Lune-another story-『出会いと始まり』

          赤い 赤い 熱い 熱い (助けて・・・・) (お父さん・・) (お母さん・・) ・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・ ???  「おぃ!」 ・・・・・・・・・ ??? 「おい!」 ??? 「大丈夫か?!」        ??? ( !!!!) ハッとして目を覚ますと見慣れた人が自分の肩を揺する ??? 「LEOさん・・」     「すいません・・僕寝てしまって 」  LEO  「別にかまわね~が 兎がうたた寝とか珍しいな 」 LEO   「そ

          Soleil et Lune-another story-『出会いと始まり』

          Soleil et Lune-another story-(前置き)

          こちらはメインのお話の骨休めとして書いたお話で かなり後に登場予定のサブキャラクターをメインにしたお話になります。 メインの合間にちょいちょいこっちも更新していけたらと思います

          Soleil et Lune-another story-(前置き)

          Soleil et Lune-太陽と月『出会い編』④

          「騒がしいのは嫌いだ」 廊下を歩きながらLiaは呟いた 窓から差し込む眩しい太陽の光にふと足を止める 幼い時の嫌な記憶 暖かい気持ちと共に憎悪と憎しみが 息が出来ないほどに猛烈に襲いかかる 人との関りを避けてきたLiaにとって猫の太陽の様な笑顔は 眩しすぎた 「自分とは違う」 そうもう一度呟いて歩き出す 一方そのころ 猫 (アイツ!全然見向きもしてくれねーし!クッソ!! なんかいい方法・・・) 教師 『来週 合同練習を行う』         『最終日に

          Soleil et Lune-太陽と月『出会い編』④

          Soleil et Lune-太陽と月『出会い編』③

          猫 『リ~~~ア~~!!』 バタバタと廊下を走り抜け大声を上げて近づいてくる Lia (はぁ~・・・・) 呆れた顔でその姿をちらりと横眼で見てから 歩き去ろうとするLiaの腕を掴む猫 猫 『待て待て!!!!』   『今日こそは勝負してもらうからな!』 Liaは溜息を吐きながら猫の掴んだ手を振り払う Lia  『お断りします』 一言呟いて立ち去っていく その背中に 猫 『明日も来るからな!!!!』 と叫ぶ猫 Lia 『・・・・・・・』 こんなやり取り

          Soleil et Lune-太陽と月『出会い編』③

          Soleil et Lune-太陽と月『出会い編』②

          2人が学園に足を踏み入れてから数日が経ったある日 運命の歯車が動きだす・・・・ ある昼下がり 猫 15歳 木陰ですやすやお昼寝中 猫 すー…すー… 猫 『むにゃむにゃ・・・・・もう食べられね~ぜ・・・』 猫 すー…すー… 昼下がり授業をサボって木陰で居眠りをしている猫の耳に 大きな怒鳴り声が響く 教師 『ねこ!!!!  どこだ!!!!』 大きな怒鳴り声に体が一瞬縮こまる そして 猫 『はっ!!』   『やっべ・・・!!』 目を覚ました猫は足早に走

          Soleil et Lune-太陽と月『出会い編』②

          Soleil et Lune-太陽と月『出会い編』①

          ここは魔導士・戦士育成の幻想魔戦学園 魔導士と戦士を育成する専門学校である 魔力と戦闘能力が一定数満たせば人間・魔族・獣族・エルフ等 種族関係無し に入学が認められ魔力や身体の成長が安定する15歳から学園で本格的に学ぶ事ができる 学科は魔導士育成学科・武具/魔道具製造育成学科・戦士育成学科の3学科 の中から選択をすることになっていて 3年間の育成期間を経て魔導士・戦士・武具/魔道職人になれる なお1学年では自身にあった方向性を見つける為に 魔導士育成学科か戦士

          Soleil et Lune-太陽と月『出会い編』①

          Soleil et Lune -太陽と月-(前置き)

          オンラインゲーム幻想神域内の自キャラに設定を付けて 創作ストーリーを始めました タイトルは Soleil et Lune -太陽と月- 太陽の様な主人公と月の様な主人公 この2人の主人公を中心に物語が進んでいきます 有りがちな設定ですが楽しんで書いていけたらと思います 取り合えず書き溜めていた物を一通り一気に更新 上げ切りましたら続きはのんびり書いていけたらと思いますので ご興味湧いた方は覗いて頂けたら嬉しいです

          Soleil et Lune -太陽と月-(前置き)