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【奈良】女子旅。吉城園、入江泰吉旧居。

友だちと数年ぶりの小旅行。奈良はクーポンなんかがたくさんあるし、それほど遠くないし、落ち着くので大好きです。宿泊先は、夏の家族旅行と同じホテル尾花さんを選びました。東大寺が窓から見える立地、大きすぎず、小さすぎない大きさと、落ち着いたシンプルだけどおしゃれなお部屋。おいしい朝食バイキング。すべてが好みです。友だちもとても気に入ってくれました。

まずは、食事。残業が終わった後、8時に奈良駅に集合したので、駅に近い居酒屋の亜耶(AYA)さんで晩ごはん。つきだしから、もうおいしそう。ビールで乾杯して、あとはひたすらおいしいメニューを堪能。幸せすぎです。最初にきた里芋の唐揚げ以降、記憶がとんで写真もありません。すべてがおいしかった!

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ホテルにチェックインして9時過ぎだったのですが、お部屋で一休み兼二次会。スナックつまみつつ、知人はワインを、私は炭酸水飲みつつ、おしゃべりに花を咲かせました。そして、ホテルのサービスで近所の銭湯無料を利用すべく、11時ギリギリで花園新温泉へ。

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レトロな雰囲気が最高だし、広いお風呂も最高。閉店11時半ギリギリでしたが、「気にしなくていいよ」と番頭さんもやさしくてうれしかったです。夜風に吹かれてホテルに戻ったら、あとはひたすらおしゃべり。数カ月分をまとめて、ベッドでどちらかが眠るまでしゃべっていました。

翌朝、おいしい朝ごはんを堪能したら、午前中は所要で某所へ。そして、食べ過ぎるくらい食べたのに、たくさん歩いてお腹が空いたので、私のお気に入りのカフェ工場跡事務室へ。友だちと2種類のランチを別々に頼んで、半分づつ楽しみました。お店の雰囲気から、かわいく飾ったテーブルの花、食前のジュース、メインのサンドイッチ、デザート、食後のコーヒー(友だちは紅茶)まで全部友だちも気に入ってくれました。よかった!

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食後は、博物館や美術館に詳しい友だちに案内をお任せ。オーソドックスに正倉院展に行ってもいいけど、どうするのかなあと思っていたら、さすが、私の全然知らない場所を案内してくれました。

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素敵な日本庭園なのに、なんと無料。しかも祝日なのに、知る人ぞ知る感じで人が少なくて落ち着けるなんて。さすが、持つべきものは友、先達です。

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足元にびっしりと生えている苔は場所によって種類が違い、何種類もありました。紅葉にはまだちょっと早い感じでしたが、静かで素敵。半日くらい、このお庭で読書したい、とてもいい雰囲気でした。季節によって、お庭の雰囲気が変わるので、友だちは何回も来ているとか。そういえば、受付のお姉さまとも話がはずんでいましたっけ。

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次に友だちが案内してくれたのは、奈良の有名な写真家・入江泰吉旧居。東大寺の塔頭の1つを移築したもので、書斎は増築したとか。なので、小さいですがとても素敵な家屋でした。

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ちょうどボランティアガイドさんの案内時間に行ったので、詳しいお話をきくことができました。写真の手前に見える特大写真集(なんと36万円!)は自由にめくって見れますが、どれもすばらしい作品でした。当たり前ですが、同じ仏像でも風景でも、撮る人が違うとここまで変わるのかという感じです。奥の書斎では、入江先生がいつも右端に座って、お客様をおもてなししたのだとか。

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入江先生の写真を使ったポスターも一部展示されていました。どれも迫力があってすばらしかったです。一番奥は、増築した書斎だそうで、窓から見える景色がとてもきれい。「こんな書斎なら、仕事がはかどりそう」と友だちといいつつ、「でも、景色ばっかりみて仕事結局進まないかもね」なんて笑いあったり。

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お部屋を全部見せてもらった後は、ぐるっと庭をまわって、最後に暗室を見せていただいて見学コース終了。暗室は、まだ使っているそうで、写真教室なんかを開いたときに使うのだとか。

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歩き疲れて、陽も暮れて。残念ですが、帰る時間が迫ってきました。もっと楽しんでいたいのですが仕方ありません。お土産を買って、帰宅。なんだかおいしそうで、身体によさそうな3年番茶はかなりお気に入りです。

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