一般論を語られて、何かをうながされても「他の人がやればいいんじゃない?」と、思ってしまいますよね。
大部分の人たちは、一般論だけでは動かないものですよね。「世界には飢餓で苦しんでいる子どもたちがいる」と、言われ続けていても、せいぜい小銭程度の募金をするくらいで、どうにかしようと積極的な行動を起こす人は稀なのに対して、クラウドファンディングなどで、個別具体的な事例を目の当たりにすると、あっという間に目標金額を上回る金額が、集まったりしますから。
人の心を動かせない人の話というは、大抵、一般論に終始している感じが否めませんよね。必死に誰かの窮状などを訴えたりとかしていても、どことなく他人事で、身につまされないといいますか……。きっと、話し手本人の意図が別のところにあるから、そういう上滑りの話にしかならないのでしょう。
他人に「ああしろ! こうしろ!」と、批判、強要するだけで、自分では特に何もしない。それではバカらしくて、誰もその人の言うことに耳を貸そうとはしませんよね。
『してみせて 言って聞かせて させてみる』上杉鷹山
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