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その時々の状況に合わせて自分で判断できなかったら、生物としては終わりですよね。

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大抵の矛盾というものは、なされた言説に対して、実際の行動などが一致していないというケースがほとんどだと思います。その場合、言説のほうが建前であり、実際の行動のほうが本心に基づいたものという関係性にあると言えるでしょう。ですから、その言説と行動をみれば、その人の本心がわかったりします。

たとえば、よくネットで炎上する人が、批判をかわすために「匿名の意見はダメ」ということを言ったとします。しかし、サイレントマジョリティーという存在を受けて、今度は「いいことなら匿名でもいい、悪いことなら匿名はダメ」ということを言ったとします。当然それを聞いた人たちは矛盾していると感じますよね。「匿名がダメなら、いい悪いに関係なくダメってことじゃないの?」って感じで。そもそもいい悪いなんて主観的なものですから、客観的な判断なんてできませんよね。つまり、その主観的な部分にこそ、その人の本心が隠れているということです。この場合だと、結局のところ、自分に都合のいい意見ならいいけど、不都合な意見はダメ、といった本心が見えてくると思います。最初から匿名云々というのは関係なかったということです。建前的なものは、本当に本心からそう思っているのではないので、自分で矛盾していることを言ったりやったりするわけです。しょっちゅう矛盾したことを言ったりやったりする人というのは、ほとんどこのパターンです。

要するに、矛盾というものは、自分の都合に固執したときに起きやすいということだと思います。お仲間を庇うために「矛盾しててもいい」ということを言ってたのに、他人を批判するときには、論理とか無矛盾性を掲げて、今度は自分の矛盾を指摘されたら「言うことは変わってもいい」なんてコロコロ態度を変えていたら「卑怯な言い訳するな!」って、SNSで反感買っても仕方にですよねぇ……。

残念ながら、SNSで問題を引き起こす人たちというのは、みんな同じ性質を持っているように感じられます。SNSでの発信は、自己顕示欲・承認欲求を満たすため。なのに、非難してくる人がたくさんいる。だから、その人たちが憎くて憎くて仕方がない、といったところでしょうか? SNSでトラブルを抱えている人たちというのは、本当にみんな感情的な人たちばかりですよね。わけのわからない「自分は本当はすごいんだぞ」アピールなんかしたりして、マウンティング合戦そのものじゃないですか。自分では気づいてないのかもしれませんが……。結局、自分を客観視できないかぎり、その同族嫌悪の不毛な争いはいつまでも続くということでしょう。


「Multicolord Flowers」グラン・エプレ 


「Poppin' Up! 」中須かすみ(相良茉優)



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