見出し画像

SAN/CHI2020に参加。ものづくりの継承と若者。

コロナ失業をきっかけに、福井県の越前海岸へと短期移住。新たな土地で新しい生き方を探す23歳の日記。今回はちょっと番外編?鯖江に行ってきました。

まだ、旅行会社を休業していた頃、full-sato.comという地域情報を発信するメディアで、鯖江市で開催される「めがねフェス」を取材させていただいた。

この時にお世話になった福井眼鏡協会の小松原さんにご紹介いただき、「SAN/CHI2020」という、めがねの展示会にお邪魔してきた。

この展示会は、鯖江商工会議所を拠点に、鯖江市内のめがねやメガネ関連のアクセサリーをつくる8社が共同して、オンラインとオフラインを組み合わせた”散置型”を特徴とする展示会だ。

画像1

この展示会にも出店する、プラスジャック株式会社に務める笹本さんは、私と越前海岸を結びつけた他ならぬキーマン。小松原さんはもちろん、笹本さんへの挨拶もかね、鯖江市へ伺った。

8月4日(火)と8月5日(水)の2日間に渡って開催されたイベントでは、オンラインコンテンツとして、眼鏡会社に務める方々による対談が放送されていた。

「鯖江の眼鏡産地におもうこと」というタイトルで、20代で眼鏡業界に携わる2名の対談に、友人であり、恩人でもある笹本さんが参加するということで話を聞きに行った。

しかし、オンラインメインのコンテンツだったのか、会場ではあまり内容を聞き取れず断念。配信終了後に突撃すると、

「そうや、西山さんにも入ってもらおう。」

一体なんのことかと思ったら、なんとこの配信の最中に、2人の20代女性によって、新しいコミュニティを立ち上げる宣言をしたのだという。

この2人は、面識はあるが、お互いにどんな仕事をしているかも知らず、深く話をすることは初めてだったという。にもかかわらずコミュニティ立ち上げを配信中に決めるとはすごい行動力だ。

40代〜50代くらいの世代は強く繋がりがあるという眼鏡業界。業界内全体で見ても20代は少なく、各社数名しかいない。そんな20代が情報交換するコミュニティがあったら相乗効果で一緒に鯖江を高めて行けるのではないかという発想だという。

私はめがねにも、ものづくりにも携わっていないが、ある種の発信者としてものづくりに関わる20代として、この立ち上げ間もないコミュニティへ参加させていただけることになった。

もしかしたら、このコミュニティをきっかけに、めがねのまちさばえに何か新たなムーブメントができるのかもしれない。そんな現場を目撃することができたら、すごく嬉しいと思う。






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?