読みやすいネット文章の書き方(1)
仕事は文章が専門ではないけど、近ごろ趣味や仕事の関係で、ブログ執筆や、他人のネット文を添削してます。
幸い自分が書いたり手直しした文章は「分かりやすい」「読みやすい」と評価を頂く事が多い。
評価を頂くたび「そこまで読みやすいか?」と自問自答していました。
しかし文章を仕上げる際に、文章を読みやすくする自分ルールに従って書いてる事に気づいたんです。
自分ルールが理想とする読み易い文章は、小学生でも一発で理解できる平易な書き方がされてます。文学者が書くような芸術的な文章ではなく、誰でもすぐ理解できる簡単な文章。
今後、数回にわたり、そんな読み易い文章を書くためのポイントを紹介していきます。
文は短く段落は多めに
原則は一文は短く。これは鉄則です。もし長くなりそうなら、無理やりにでも、短くしています。
1文は「。」~「。」まで。例えば本文章の最初の段落は以下のように書いていました。
自分は文章を専門の仕事としてる訳ではないけど、近ごろ趣味や仕事の関係で、ブログを書いたり、他人のネット文章を添削してます。
しかし、以下のようにできるだけ文が短くなるよう、書き換えました。
仕事は文章が専門ではないけど、近ごろ趣味や仕事の関係で、ブログ執筆や、他人のネット文を添削してます。
多少の違いしかないですが、塵も積もれば山となる。読みやすい文章の1文は短く、文章数が多いのが特徴です。
当記事3段落目も、最初は以下のように書いていました。
評価を頂くたび「そこまで読みやすいか?」と自問自答してましたが、文章を仕上げる際に、文章を読みやすくする自分ルールに従って書いてる事には気づきました。
少し読むのがダルいと思ったので、以下のようにしました。
評価を頂くたび「そこまで読みやすいか?」と自問自答してました。
しかし文章を仕上げる際に、文章を読みやすくする自分ルールに従って書いてる事には気づいたんです。
これ、あんまりやり過ぎると、接続語だらけになるので注意は必要ですが、一文が3~4段落まで膨れ上がりそうなら、文を切って接続語を増やすとスッキリします。
文章のテンポが大事
1文の長さや段落の多さの以上に大切なのは文章のテンポです。
テンポよく一気に流し読みしても、内容が脳内に流れ込んでくる文章は、読んでて気持ち良いです。
じゃあ具体的にどうすればテンポ良い文章が書けるのか、という事ですが、自分は積極的に以下の点に注意してます。
1.ときどき体言止めを使う
2.しゃべり言葉を交える
3.箇条書きを多用する
以下に具体的に紹介します。
1.ときどき体言止めを使う
文章を名詞で止める体言止め。この文章の以下の部分も、全体の流れを考え、体言止めを使いました。
自分ルールが理想とする読み易い文章は、小学生でも一発で理解できる平易な書き方がされてます。文学者が書くような芸術的な文章ではなく、誰でもすぐ理解できる簡単な文章。
今後、数回にわたり、そんな読み易い文章を書くためのポイントを紹介していきます。
「そんな」「こんな」等の指示後があり過ぎる文章は、死ぬほど分かりにくいですが、体言止めの後に使うことで「何を指しているのか」がはっきりします。
2.しゃべり言葉を交える
文章の中に「しゃべり言葉」を交えることで、目の前で話しかけられているような印象を与えることができます。
下記の文を分割して2つに分ける際に、少ししゃべり言葉を使用しました。
評価を頂くたび「そこまで読みやすいか?」と自問自答してましたが、文章を仕上げる際に、文章を読みやすくする自分ルールに従って書いてる事には気づきました。
↓ ↓ ↓ ↓
評価を頂くたび「そこまで読みやすいか?」と自問自答してました。
しかし文章を仕上げる際に、文章を読みやすくする自分ルールに従って書いてる事には気づいたんです。
3.箇条書きを多用する
当文章には多用はしてませんが、以下の部分。
じゃあ具体的にどうすればテンポ良い文章が書けるのか、という事ですが、自分は積極的に以下の点に注意してます。
1.ときどき体言止めを使う
2.しゃべり言葉を交える
3.箇条書きを多用する
もし、これが以下のような文だったら。
じゃあ具体的にどうすればテンポ良い文章が書けるのか、という事ですが、自分は「ときどき体言止めを使う」「しゃべり言葉を交える」「箇条書きを多用する」という点に積極的に注意してます。
めちゃめちゃ読みにくくないですか。
箇条書きは仕事のレポートを書く時にも多用しています。
自分は以前、会社で上司から「レポートは分かりにくい」とケチをつけられてましたが、箇条書きを多用するようになってから一切文句を言われなくなりました。
日本人のいない職場なので、使用言語もすべて英語ですが、英文でも箇条書きは効果ありです。
まとめ
以上、読みやすいネット文章の書き方として「1文は短く段落は多めに」「文章のテンポが大事」というポイントを紹介しました。
1文を短めにするよう注意して書いている人は多いですが、文章のテンポまで気にして書いている人は少ないです。
なので、上手く取り入れることができれば、他の人とは一線を画した文章が書けるようになるかもしれません。
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