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芋大学生がメイクを知って

こんにちは。初めまして。雪と申します。いきなりですが、みなさんお化粧は好きですか?初めての記事ということで今回は私にとってのメイクとは何か、少し語らせてもらおうと思います。

小さな頃、写真館で記念写真を撮ることが私にとっては特別なことのように思えました。誰もが振り返ってしまうような美人ではありませんでしたが、ドレスを着てお化粧をしてもらうとそれだけで自分は特別だと思えるような気がしたんです。

また、クラシックバレエを習っていたときは、発表会の時にお化粧をしてもらえることが本当に楽しみでした。全く違う自分に出会えたような気がして、わくわくしました。

それでも自分が着飾ることにはあまり興味もなかったし、おしゃれしたい!可愛くなりたい!という願望もなかった私は大学の入学式ですらどすっぴんで参加するような女の子になりました(今入学式の写真を見返すと清々しいほどのすっぴんです。笑)。せっかくのキャンパスライフ、とびきりおしゃれして楽しもう!とかそんな考えも勿論なかったので、高校の延長感覚で毎日大学に通っていた、典型的な芋女子だったんです…。

それでも一応お化粧しておくべき?と思い、自分なりにお化粧”のような”ことはしていました。すっぴんパウダー・眉ティント(なお眉は整えず生やしっぱなし)・セザンヌのグロス、この三つが私にとっての三種の神器だったんです。そんな中ある日友人たちと化粧品コーナーを見て回っていた時にひとりの友人が放った一言「すっぴんパウダーって高校生向けだよね~」が、がーーーん!私、今すっぴんパウダー使ってますけどー?!しかし私、愛想笑いのプロなので「わかる~~」となんとか返事だけはしました。心の中ではクリティカルヒットを食らったような気持ちでした。そうか、みんなは私が思っている以上にきちんとお化粧しているのか。しかも毎日。そう思うと可愛い友人たちが眩しく見えたし自分がとてもみじめに感じてしまいました。ちなみにその友人は今までかなり助けられている大切な友人です。

そんなことがあっても私は急激に可愛くなるとかそんなことはありませんでした。まだお化粧の魅力に気づかなかったからです。アイシャドウを塗るにも眉毛を描くにもいまいちしっくりこないなあと思いながらやっていたのでそりゃ楽しくもないですよね。

さて、それから少し時が経ち私は飲食店でアルバイトをすることになりました。元々キッチンとして働くつもりだったのですが、コロナの影響でフロントとして働くことになったのです。そこでまず私が思ったことは「お化粧しなきゃじゃん!!!!!」今までは何が何でもお化粧をする理由がなかったので全く気づかなかったのですが、接客業のバイトをするということは最低限身なりを整えなければならないんですよね。。そこでしっかりお化粧をしようと思い始めるのですが、初めはなかなかうまくいかず。バイトが終わって着替えているときにロッカーの鏡を見てなんだこれは…と思うときもあったと思います。それでもバイトがあればメイクはしなければいけないからひたすらメイクしまくりました。元々化粧品をお店で眺めることは好きだったということと、YouTubeでメイク動画を見ることは好きだったということがめげずにがんばれた理由だったのかな~なんて思います。

慣れてくると段々メイクが楽しくなってきました。コスメに詳しい友人がいろいろとお勧めを教えてくれたり、バイト代で少しづつコスメを集めていくうちにお化粧=自分を表現するツールだということに気づきました。素敵なコスメはモチベを上げてくれるし、なりたいイメージを叶えてくれる。素敵ですよね、お化粧って。

メイクが楽しくなってきた頃もうひとつ、私にとって良いことがありました。上で述べた通り芋女だった私は自分に対する自信とか、自己肯定感というものがほとんどゼロでした。自分の良さに気づくことが出来ず、いつも他の可愛い子と比べて落ち込んでいました。しかし!お化粧をすることで自分顔をよく見るようになったので、今まで気づかなかった自分の魅力を見つけることが出来たのです。例えば、ずっと一重の目が嫌だったのですがアイシャドウが映えるということやマスカラをすれば二重っぽくなること笑、睫毛が結構長いこと、など。そこまで自分のことを下に見なくてもいいのかな、なんて思うことが出来たのは多分お化粧のおかげです。

今ではすっかりコスメ収集にはまってしまい、使い切れていないアイシャドウたちがたくさんいます。ここでは主にコスメのことについて書こうと思っているのでお楽しみに~♡

私のようにお化粧が自分を今より好きになるきっかけになる人がこれからたくさん増えますように。そう思っています。ここまで結構長めの文章を読んでくださったあなた!本当にありがとうございます!!これからよろしくお願いします♡♡♡

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