快食ボイス238・悩むのではなく、考え続けて思考を深めるテクニックとは

■ 考えることと悩むことの違い

はい、こんにちはシャオヘイです。快食ボイス。
昨日の放送で100時間でも200時間でも考えろと話をしたんですが、そもそも考え続けるための技術、やり方を身につけていない人って多いんじゃないか?と思ったので、悩むことと考えることは違うということ、考え続けるためのテクニックについて話をしてみたいと思います。
まず、悩むということと考えるということの違いですが、考えるというのは、今いる場所から正解らしきと思われる場所に向かって歩き出す作業なんです。
まずは行ってみるわけです。
そこまで歩いてみて、どうやらここは違うぞと思ったら引き返して、また別のところに行ってみるんです。
そうやってトライアンドエラーして歩き回りながら、約束の地というか正解の地を見つける作業なのです。
これが考えるというやり方です。
実際の頭の中で行っていることを、行動という形で比喩的に表現するとそうなるわけです。

■ 考える作業の進め方

じゃあ悩むというのはどういうことかというと、400メートルトラックなら400メートルトラックでいいんですけれど、そこをぐるぐるぐるぐる歩いている作業なんです。
つまりどこにも向かってないんです。
同じところをぐるぐるぐるぐる歩いているだけで、時間の無駄というか、何もやっていないに等しいわけです。
意味がないと言ってもいいです。
考える場合も正解に向かってまっすぐ進んでいくということはなかなかないですが、こっちかなあっちかなと歩いてみなければ正解にたどり着くことはないわけです。
しかし同じところをぐるぐる回っていたら、永久に正解にたどり着くことはないですよね。
考える際はどこかに向かってとりあえず進んでみなくちゃいけない。
間違っていたらまたやり直せばいい、というものです。
ただし考える持続力には差があって、すごく頭がいい人というのは ものすごく考え続けることができるんです。
年単位で考え続けるというのが普通にできるし、さらに1つのことだけではなく、10も20も同時並行で考え続けます。
そういうものすごく頭がいい人がたくさんいて、僕なんか冗談じゃない、敵わないなと思ったりするんですが、やり方としては同じやり方をしています。
もうエンジンというかベースが違うので同じ量はできないですが、やり方だけは真似るようにしています。
やり方だけでも真似ると全然違うと思います。

■ インプットの重要性

考えるという作業をやるとき、例えば自分の頭の中に本棚のように、、、
経験だったり知識だったり、そういうさまざまな自分の積み上げてきたものが一定数の本のようなものになっているとイメージします。
これをいくら時間をかけて調べても、途中で調べ切ってしまうんです。
そうするとどうするかですよね。
これはヨソから知識を借りてくるという作業が必要になります。
つまりインプットするということなんです。
自分の知見だけで考え続けることができない、遠くへ行くことができなくなったら、本とか、例えばこういう音声配信などで、さまざまな刺激を自分に入れるんです。
情報を入れるとそれをフックにして、きっかけにして、考え続けることができるし、新たな考えというのがそこから生まれてきたりするんです。
なのでインプットするというのはものすごく重要です。
ただし、良質なインプットをすることです。

■ アウトプットの重要性

昨日言ったように誰かの真似をしようとか、そういう安易なところに逃げちゃダメです。
もっと本質的なインプットをすれば、ちゃんと本質的なアウトプットが自分ができるようになります。
考えが出てくるようになるんです。
変なインプットをしないということです。

■ 散歩と創造性

これは大前研一さんが書かれてたんですが、日立かどこかに勤めておられたとき、眠くなったりすると外を勝手に散歩してたらしいんです。
そうすると会社の人が飛んできて、ちゃんと机に座って仕事をしろって言われ「いや俺はこっちの方が仕事が進むんだ」というふうに言われたという話なんですが、大前研一さんに限らず歴史的な偉人などが、散歩をすることはものすごく考えを進ませることに有効であるということを述べているんです。
僕も全くその通りだと思っていて、煮詰まったときは散歩をするようにしています。
この快食ボイスもこれだけ毎日毎日喋ることがあるなと思われるかもしれないですが、正にこれがそういうふうにしてアウトプットしているものなんです。
今日どんなことを喋ろうかなと思ったとき、自分の中からスッと喋りたいことが出てくればいいんだけれど、そうじゃなければインプットしたりとか、体を動かしたりなんかすると大概出てきます。
自分の中でむやみやたらに頑張るっていうのは意味がないんで、ガムシャラに頑張ってもいいものなんか出てこないです。
外から良質なアウトプットを入れるであったり、自分の体を動かして頭とか体を活性化させて、そこから何かを生み出すというテクニックを上手に使うことです。
根性論で千本ノックしたらいいアイデアが出るかというと、出ません。
そんなのは無駄なんでやめたほうがいいです。
それよりもロジカルに、新たな考えやアイデアの生み出し方を実践すること。
そこから一つの考えが生まれてくると、別の考えと組み合わせることによってさらに別の考えが生まれてきたりするんです。
そうやって次々と新たな思索や考えを深めていく。
それががいいやり方だと僕は考えています。
ではまた。

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