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2020年6月19日

今の今まで志望動機書を書いていたんだが、やはり言語化は難しい。仕事をしてみたい、挑戦してみたいという気持ちは人一倍あるのだが、「具体的事象にまで落とし込む」ことが出来ないのだ。
それは例えば、「採血します」と医師から指示があった場合、看護師の私は「物はこれとあれとそれと、何で検査するのかしら、どんな血管かしら、採血で気分悪くなったことないかしら、緊急性高いかしら、アルコールでかぶれないかしら、スピッツ用意しなきゃ、あーだこーだ、準備できたんで確認お願いします、○◎△▽さんです〜」とピコピコ頭に画像を伴ったアイディアが浮かぶんだけど、患者さんからしたら「採血!血を抜かれる!検査する!」というのが一般的な意見だろうなと言う感じ。全然違うでしょ?
まぁ新しい分野に挑戦するんだから、それはしょうがないのだけれどしょうがないのだけれど。
会社の説明を見ると、『挑戦』と『成長』がキーワードの会社なんだけど、そんな言葉ガンガンと簡単に使うわね?!というのが本音。看護師の学びの中からだと「行動変容モデル」当たりに当てはめるとすると…
挑戦は実行期に当たるし、維持期の後に成長を感じる。無関心期から準備期がすっからかんだね?!と感じてしまうのだよ。でも実は「自分の問題と向き合う」には、この期間が非常に重要だし、これは一方通行じゃなくて行ったり来たりを繰り返すうちに維持期になればいいよねという「理想モデル」なのだ。だから、『準備期間』を明確化せずに『挑戦』と『成長』だけを語るのは、結構無理ゲーだと思う。ま、この業界はこのフレーズ好きそうだけど…。

『準備期間』で思い出すのは、病棟の病棟のピヨピヨ看護師時代に言われた「物事の成功は9割は準備で決まる」だった。どんなに小さなこと、例えば毎日の採血でも、例えば大きな手術でもそうだと言われた。その準備は物品の準備はもちろん、心構えやシュミレーション、緊急時の対応、経験…全てを指すのだ。以前観た小児外科医のドキュメンタリーで、彼は頭の中で何度となくシュミレーションを繰り返し、必要な文献をありったけ探しそれに目を通すと言っていた。何件ものオペをこなす彼だが、何回やっても「恐怖」はつきまとう。でもその「恐怖」こそが、彼を入念な準備をすること、シュミレーションをすること、そしてそれが手術を成功へ導くのだ。

↑彼の動画を見つけたので興味ある方どうぞ!

準備をすることは何よりも大事なんですよって話になってしまった。そろそろ寝て、明日また続きを書くとしよう…。

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