自分で本を出すにはどうしたらいい? vol.0 (by 出版社元社員)

自分の書いた書籍が書店に並んでいたら!?自分を紹介するときに「こないだ書いたんすけど」って書籍渡せたらめちゃくちゃかっこいい。そもそも著名な人はだいたいなんか本書いてる。会う前に自分の書籍を読んでくれれば面倒な自己紹介やミスマッチもない。仕事の幅も広がる。

では書籍は誰でも「出版」できるのか?
結論できる。ググれば自費出版のhowtoが山ほどでてくる。ただここで気をつけたいのは、「日本で書籍は、1日に200〜300種類出版されてる」ってこと。

え?嘘でしょ?
いやほんと。出版されたからって本屋に全部並ぶわけではないのよ。著者は新入社員時代、書店研修に行きましたが書店の裏にはまあデカい倉庫があり持ち込まれてもそのまま封も開けてもらえずに取次返品される段ボールが山と積まれている。みんなみたことないと思うけど。なんでそんなことになってるかというと日本の「再価格販売制度」のせい。気になる人調べてみて。

書店に並べてもらえるのはごくわずか、売れるのはさらにもっとごくわずか。そもそも書店に並んでいる本ですら、「著者が出版社にカネを出している」こともめちゃ多い。

え、本って売れた分だけチャリンチャリン印税が入ってくるんじゃないの?YES!印税入ってきます。税別1,000円本が一冊売れると印税が10%として、100円がチャリン。ミリオンセラーで100万部売れれば、1億が手に入る。それ狙う?マジでそれ狙ってる人はこの記事読まなくていい。

そもそもなんで書籍を出したいの?誰に向けて?なにを伝えたいの?著者の経験上ここがはっきりしてなくていざ本を出すとなってもここを固めるのに1ヶ月かかることなんて人、ザラにいる。

みなさん興味あります?自分の書籍
次回は具体例をだしてみたいと思いますー

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