まとまった量を確保することだけが上達の近道じゃない
こんにちは、Xhowieです。
前回は「質」に関する記事を上げさせて貰ったので今回は「量」に関するお話をしていきたいと思います。
毎日チーム練習4時間することだけが上達する手段ではないってことをお伝えします。
この方法はeSportsだけでなく、受験勉強や資格勉強等にも使える、所謂「スキマ時間の使い方」についての解説になります。
1.スキマ時間の使い方
自分が5vs5のFPSの基礎を固め、一番上達した経験についてお話させていただきます。
当時私は学生で、平日の日中帯は学校や予備校に通っていました。
そして夜の数時間しか時間が無く、スクリムや反省会でその時間も失われ、現代のeSportsのようにコーチやアナリストが居るわけでもありませんでした。そして、私のチームメイトは作戦を持ってきたりする訳でもありませんでした。
そこで、IGLを務めていた私が下記の作業をほぼ一人でこなしていました。
・自分たちの試合のdemo視聴
・プロチームから作戦の輸入
この作業を時間が無い中どのようにこなしていくかというと、
ながら見で学習し、スキマ時間で試すということです。
皆さんが普段生活している上で、案外何もしていない時間というものがあります。私が実際に行っていた例を出すと、
・電車で通学しながら、先日行われたプロの試合を視聴(作戦の輸入)
・毎朝ご飯食べながら、先日のスクリムのdemo視聴
と、こんな感じです。私は行っていませんでしたが、
・お風呂に入っている時間
・タバコを吸う時間
・歯を磨く時間
これらのスキマ時間を有効活用し、PCに向かってゲームをする以外の時間は10~30分は取れると思います。
この間にセットアップを覚えたり、振り返りやイメージトレーニングをしてみては、如何でしょうか。
私個人的に「時間が無い」は言い訳だと思っています。
異性からよく「時間が無くてLINE返せなかった~」という事を聞いたり言われたり言ったりしていませんか?あなたは「おいおい、寝る前とか起きた時とか絶対確認するだろ!返せよ!」って思うでしょう。
eSportsも同じで、時間はつくるもの、です。もし練習量を改善したいなら個人レベルでもいいのでスキマ時間を上手く活用してください。
2.注意事項
私は学生時代、この方法を行ってテストの点が悪かったり、息抜きができませんでした。量を増やすことは良いことですが、肝心なスクリム前に眠たくなったり、スタミナ切れになっては本末転倒です。
自己研鑽も大事ですが、気分転換やリアルの充実もまたトレーニングの一環です。コーチやマネージャーと話し合い、稼働について相談したり、オフの日はゲームから離れて満喫してください。
量は決して増やせばいい、というものではありません。人によって、環境によって適正な量というものは違います。
今回私が提案したスキマ時間の使い方についてもあくまで1つの手段です。正解ではありません。
十分に理解した上で取り入れるか判断してください。
3.最後に
時間が無い中、練習量を増やしたいと思い、スキマ時間の有効活用を学生時代に行ってきました。しかし、友人・恋人・家族・自分の時間も大切にしてきたからこそ今があると思います。
練習量や質に関しては、各チーム・個人で変わります。アドバイスも手段も人それぞれです。良いコーチ・マネージャーなら管理はしてくれますが、一番大事なのは自分自身です。一番自分を理解しているのも自分です。心や体を大事に労り、チーム活動の時間も大切にしながら自己研鑽頑張ってください。少なくとも私よりは上手くなるはずです。。
みなさんの上達を心から応援しています。
Xhowie
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