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Matterが提供するスマートホームの世界:オフィシャル公式動画のテキスト版

みなさま、いかがお過ごしでしょうか?X-HEMISTR株式会社のケイさんです。

今日はいきなり本題です。先日、我が社の新貝社長が、日本国内のチェアマンとして就任した、新たなスマートホームの規格「Matter」について書いていきたいと思います。Matterは業界の方も大注目の内容かと思います。この度、公式動画が手に入りましたので、皆様が移動中、電車の中でも閲覧できるように概要にしテキスト形式で起こし直しましたので、動画リンクと一緒にご視聴ください。


Matter公式動画

Matterより公式動画が発表になりました。動画が視聴できる環境の方は字幕付きですので、動画でご視聴ください。動画が視聴できない環境の方は、下部に字幕をテキストに起こし直しましたので、合わせてご確認いただければと思います。

スマートホーム製品の課題

数々のスマートホーム製品は初心者でも手軽に買えるべきですが、一部の製品だけしか相性が良く無いということで、セットアップが難しい場合もあるので、そのため初心者向けではありませんでした

Matterが対応した近い未来

今後はMatter対応製品を購入することによって、他のスマートホーム製品と簡単に連携させることが可能になります。

これによって、初心者でも「Matter対応製品」を購入すれば良いだけ。家に帰れば他のスマートホーム製品と簡単に連携する事ができて、設置や設定について、誰か詳しい人に聞く必要もなくなります。通常の電球を買うように、スマートホームの製品を購入することが可能になります。

現在のスマートホームにおけるストレスとは?

設定1つするのに、多くの設定画面とにらめっこするのは大変です。従来のスマートホームの製品のセットアップは複雑で、複数のアプリで数多くの設定手順をこなす必要があります。具体的には以下の通り。

・Wi-Fi設定
・アプリのログイン登録設定
・アカウントの連携
・製品のセットアップ
・製品のリセット

などなど、、、

新しいスマートホーム製品を買い足した場合はどうでしょうか?改めて異なるセットアップをする必要があるかもしれません。多くのスマートホーム製品が返品されてしまう理由はここにあります。

Matterが解決する問題とは?

初期設定方法が統一されている

セットアップが手軽にできるようになります。ネットワーク、スマートスピーカー、ディスプレイ、TVなどの接獄がスマートホームアプリで簡単にできます。

マルチアドミン機能で家族で操作が簡単に

複数製品のアプリやコントローラーから同時に使う事ができます。これによって家族一人一人がそれぞれ気に入っているスマホやTV、スマートスピーカー、アプリを通じて、スマートホーム製品を好きなように操作できるようになります。

Matterはクラウドいらず、宅内で直接相互通信する規格

接続後もトラブルがない通信環境を実現したい。Matter対応製品は宅内で直接相互通信する規格のため、クラウドを経由せずに通信ができます。そのため通信速度と安定性が向上し、通常の家電のように快適に動くようになります。

Matterの開発はとても簡単

これまで、Amazon Alexa、Google Home、Apple HomeKit、Samsung Thingsの製品は独自のプラットホームで異なる通信プロトコルデータモデルで動いていました。つまりこれまでは製品を相互運用させるだけのために、多くの労力と開発投資が必要だったのです。

しかし、Matterの登場により、シンプルにスマートホーム製品を開発するだけで、異なるプラットフォーム間での運用が可能になりました。
Matterは、製品を異なるアプリ、プラットフォーム間で、安定して相互運用させるためのオープン言語なのです。製品の相互運用を任せられるため、開発者は煩わしい設計作業から解放されます。

より一層クリエイティブで価値の高い機能の開発に集中し、これまで以上に素晴らしい製品を、迅速に世の中に届けられるようになります。また、これによって企業規模の大小を問わず、イノベーションを起こすためのハードルを劇的に下げてくれます。

Matter参画メンバーとはどんな企業か?

世界中の300社近いメンバー企業による、業界全体の取り組みです。この取り組みはCSA(Connectivity Standards Alliance)が主導しています。大企業だけでなく、半導体メーカー、スマートホーム製品メーカー、プラットフォーム企業、小売業者などが参画しています。

主要スポンサーには、Amazon、Sehneider、Silicon Labs、Tuya、Google、Infineon、Samsung、Signify、ST Micro、これらの300社が一緒になって、開発者や利用者にとって良いものを提供したいという気持ちでMatterを実現させました。


今回は以上となりますが、Matterの最新動向については新貝社長のnoteをチェック!X-HEMISTRYが、スマートホーム関連のニュースを発信しているスマートホームベースも要チェックです!今後ともご贔屓に宜しくお願いいたします!次回もお楽しみに!


X-HEMISTR株式会社
〒171-0014 東京都豊島区池袋2丁目23−20 Apartmentふじ 202
CEO新貝 文将

訪問・取材などのお問合せ: https://x-hemistry.com/contact/


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