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骨折しているのに風邪薬③そして伝説へ(世界観は広がるか)

骨風邪(コツカゼ)シリーズ3部作の最後です。これまでの①②はこちらをご覧ください。

成長するための最後の一歩

これまでの部分は、課題に対し解決策を提供する部分で、そもそも提供する価値があるかを確かめたところですが(価値仮説)、この③の部分はこの世界観や解決策をどう広げていくかを検証する部分になります(成長仮説)。

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地域密着型のお店、であればあんまり関係ない、と言う方もいらっしゃると思いますし、無理やり適用する部分でもないと思います。取り扱う商品とかは地域密着型ではあるものの、広げた方としてコンビニのフランチャイズなど世界へどんどん広げていく、と言うのはこの分野です。

リアルに店舗を作ると諸々初期費用がかかり展開スピードもそれなりにかかりますが、Web系やアプリ系はクリック1つタップ1つで一気にシェアされていくので展開も早い、おなじみの光景になります。

ネットが広がる前は深くて狭い提供範囲(フランチャイズと言う仕組みを作って一気にその壁を壊した)でしたが、ネットの存在によって深く狭いもあるし、浅く広いのもある。会員限定もあるし、遍く広く、もある。展開もしやすくGAFAのような存在が急に出てきたのもその特性しかりです。

スケールしないことをする

よくスケール(事業を大きくする、拡大する)しないことをする、と言われますが、またまた医療の世界で例えで言いますと、効きもしない、あるいは検証されていないお薬を世界中にばら撒かれたら事故になっちゃいます。ある程度局所局所で検証してから一気に拡大する、と言うフェーズです。

まずいラーメンをごりごり資金力で広げても悪評が立つだけです。美味しいラーメン屋さんは1店舗でも行列ができています。行列ができないのに2店舗目はなかなか難しいと思います。
美味しいラーメン(支持されているラーメン)を作ってから広げる、肌感覚的にはなんとなくわかると思います。

この辺りはPMF(プロダクトマーケットフィット)と呼ばれるフェーズです。これは誰が見ても明らかに、あ、行ったな、と言うレベルですw。この分野は参考文献が大量にあります(文章書くのを逃げた、と言うわけでは一切ございませんっ)

テレビと芸人とPMF

これで平松愛理を思い浮かべた人は同世代。失礼しました。
とはいえ、初めて聞く人にもなんとなくわかったわ〜を規準にnoteを書いていますので(勝手に自分で縛ってしまって苦しんでいる)、できるだけ一般的な現象で言うと、芸人で言うと売れたな、と言う感じです(例え下手。。)要は誰が見ても伸びている、成長している、いろんなところで見る、時代作った、って感じです。

テレビの世界で言うと、仮説検証(これってうけるやろか?)は深夜帯です。ここで試して深夜枠なのにこの視聴率?って言うのがゴールデンに進出します。で、成功する番組とじゃない番組、も当然あります。深夜帯の視聴者とゴールデンの視聴者が当然違うので、、、と言う結末。

また一時期のエンタの神様などのお笑い番組のようにいろんなネタで試しつつ(芸人本人というよりもプロデューサーがこれやれっていうネタも多々)も全部ダメだったが最後のネタが受けて、それをきっかけにいろんな番組に出まくる。で、次のネタができる芸人と、まだやっとんのかいーと言う芸人さんがいます。

人気を図る手法

人気を図る方法は多々あります。好きな芸能人ランキング、嫌いなランキング、時間ごとの視聴率、横展開方法(ダウンタウンの松本さんならごっつ、ガキの使い、それぞれのDVD、笑ってはいけないシリーズ、IPPONグランプリ、ドキュメンタル。。。)

PMFにも測定方法があり、この商品が無くなったら困る??って聞いて40%の人が困るとか、お友達に薦める?とか、ずっと継続してつかわれているか?とか、の方法論があります。

バブルか本物か、みたいな要素もあると思います。テレビで言うと本人というよりも外部的な事務所の力やコマーシャルでゴリ押しする。その後ちゃんとお仕事が続いている方と、そのガソリンが切れたら切れる方。
大事な要素として継続して支持されているか、があると思います。なのでバブルか本物かというのもバブって全然いいと思うんですが継続できているか。さーっと引いてもその人しか持ってないものがあれはずっとテレビに出ています。いまはテレビ以外の表現できる場が増えたのでテレビだけじゃないですが、ま、求め続けられている、というぐらいで
テレビの人、ラジオで人気の人、舞台の人、楽屋で他の芸人仲間に絶大なる人気だけどテレビに出たらいまいちな方。。(実はピコ太郎さんがそうだったみたいで。ハマったんですね)

人気が出てきて天狗にならず、しっかり足場が試してお化粧が取れても残っている。お仕事のお話に戻すと、広告で登録者数増やしたりダウンロード数が増える、という要素(事務所ゴリ押し)、実際使った人数、使い続けている人数(本当の人気)はどのくらいか?
力技で上げたところとユーザーとのフィードバックを受けつつ調整して下地固めしているところ。同じ会社でも見る指標を分けて分析し続けるって大事だと思います。

テレビの世界とリンクさせると、なんとなーく感覚わかるんじゃないでしょうか?伝わらないかな?(こそっと表現とか変えてるかも)

以上、骨折して風邪薬三部作でした。

カオスな世界のトンネルの先の光は?

ここまで読むと、てか、アイデアから具体的な商品作るまでの流れって、カオスって書いてあったけど、カオスはカオスかもしれないが、今まで開発されてきた手法の中である程度はまるものってないの?っていう疑問が湧いてくると思います。

それはまた次回。このnoteで書きたいと思います。

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