自分が目指すもの

 夏休みも折り返し、前半戦は①部活②部活③ちょっとした片付け④部活⑤お楽しみというような感じ。充実していたかはわからないけど、楽しい!

仮説実験授業in刈谷に参加

8月8日は、年休をとって刺激的な場所へ行ってきた。それは、
仮説実験授業フェスティバル「たのしい授業への招待」in刈谷

父が昔刈谷に行ってくるといって、2,3日いなくなり、帰ってくるときには大量の面白いおもちゃを持ってくる場所。子供ながらにどんな場所なのだろうと思ってはいたが、今回は自分で申し込んでの初参加。どきどき、わくわく。

行ってみると、まず驚いたのはみんな顔見知り!?と言わんばかりに挨拶、楽しそうな話声。学校という枠を飛び出して、「仮説」というコミュニティでのつながり。いいなぁ。楽しそう。

ホールでは各ブースでオリジナルの授業実践記録や授業で使える道具、おもちゃなどが配置。みんな興味深そうに触ったり、説明を受けたり。かくいう自分はというと、その勢いに圧倒され、陰キャ発動!隅っこでちょびっとだけ体験。「変身!ウルトラマン」「おりぞめしおりづくり」「目の錯覚のおもちゃ」×2、短時間でこんなにやれるなんて!文化祭大人ver.って感じで、わくわくした。

10時30分から最初の講義、迷った末に「地球」を選択。講師の方のおっとりとしたやわらかい口調に、BBQ明けの自分の脳みそはとろけそうだった。内容はとてもシンプル。授業書に従って、予想、討論、予想変更、実験。でも地球は実験が難しい。すると講師の方はあらゆる道具を駆使して地球をイメージさせてくる。写真、風船、浮く地球、ちっちゃい地球、地形図、イラスト、、、だんだんイメージがわいてくる。楽しい。地学の単元で扱ってみようかしら。いつも手を抜いてしまうから、モゴモゴ、、、

昼休憩をはさみ、1時30分から2つ目の講義。
「自由電子が見えたなら」を受講。これがとてつもなく刺激的で、「たのしい!!!」
まず先生のビジュアル。長髪でパーマ、左右はそりこみで長髪を武士のように頭の上でくくっている。指輪ごろごろ、ブレスレットじゃらじゃら、耳には「月」というピアス。もう面白い。
どんないかつい人なのだろうと思ったら、話し方はとてもやわらかく人を傷付けないもの言い。一人称は「オギ」。これは小学生から人気出るわ!(笑)
指導書に沿って小学2年生で実践した内容についての講義だった。扇野先生の話を聞いているだけでも、子供たちがわくわくキラキラしながら授業を受けているのが想像できる。私も、そんな授業をしてみたい。とても特別なことをしているわけではなくとも、丁寧。いちいち出てくる実物。触らせてもらえるという特別感。ちょっとした工夫と、たっぷりの愛情と努力で、こんな素敵な授業をつくれるのだぁ。2学期、やってみるか。

授業の内容もさることながら、合間合間に挟まれる扇野先生が大切にしていることに、心奪われる。
・授業のねうちは子どもが決める
・子供が決めたことに、とやかく言わない
・大きな声で叱るのは、自分に指導力がないと周りに知らしめているようなもの
・できるだけご機嫌で、みんなが楽しいと言って帰れればそれでよい
・自分で考えず周りに合わせるだけなら、教師はロボットでいい

おぉ~一つ一つ心に響く。びりびり。
またこの人のお話を聞いてみたいし、勉強させてもらいたい。
うっかり本を買ってしまったが、大切に読みたいと思う。

わくわく、たのしい。

これが一番だね。目指すもの、きまり!

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