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初めまして。私のことを少し。

初めまして。
noteというかこういう『ブログ』に近い形式でしたためるのは大分ご無沙汰なのでどうこう書いていいかイマイチピンと来ておりませんが…。

どーも、『河合ゆき』と申します。

私は普段からアナログでイラストを描いています。そうです、デジタルが普及しパソコンやスマホで絵が描ける時代にわざわざ紙と鉛筆で描いて、それでお金を頂いています。
メインで扱うのは『ロボット』です。描くのが面倒くさいとか需要がないと言われてるあのロボです。
ですが、私は昔からこのロボが好きというちょっと変わった者でして…。

絵を描くのは昔からですが、本格的に活動をし始めたのは2年前からです。私はとても自分のことを『絵師』や『イラストレーター』とは呼べません。
しかしこれでも小説や漫画、有償での依頼等で活動実績を残してきました。ここに、私のこれまでの実績と現在の活動内容を掲載しておきます。

・Skeb:現在メインで有償依頼を頂いてるサイトです。1年前から活動しています。

・pixiv :不定期でTwitterやSkebで描いたイラストを投稿してるログです。一時期はFANBOXを開設してました。



◆私はお金が無い。

さて、何故私が時代錯誤なアナログでイラストを描くのか、それはズバリ『お金が無い』。お金を貯めるほど裕福な家庭では無く当時で言えば『水で描けるお絵描きボード』とか『何度描いても消してまた描ける磁気ボード』とか売られてましたがそんなのは当然買えないので、電話代の上にあるメモ帳やノートの隅に落書きを描く、そんな感じでした。社会人になり働いても生活で手一杯で、潤沢な画材や設備を整えることができずにいました。

私は九州の果て、新成人が必ず出ていく県なんて言われる土地に『離れたくても離れる能力も持たない』しがない一般人です。そして昔から『特徴も特長も無く、い(きて)るのが妬ましい』程の人間でした。容量も物覚えも悪い。1度聞いても理解出来ずじっとしている事もできない。大人になってもミスは連発、転職歴もアレよと正規の期間が合計しても1年も見たいないうちにもう30目前。そんな、人生を送ってきました。

そんな人生を送るうちにいつしか『自分は人じゃない。人として生きようと思うな。』と、考え過ごすようになっていました。その結果、何も残っていません。

社会人としては失格ですし、同年代が既に家庭を持ち、出世したり、事業を始めたり等しているさ中『何やってるんだ』と思うのが普通ですが、そう思うことすら無くなっていました。
ちょうどその時期パートで勤めていた会社が倒産と決まり、次をどうするか決めかねていたそんな中、Twitterで一つの出来事がありました。

◆何も無い人から絵を書く人に。

『新しい小説のデザインを考えてる。』
フォロワーのそんな感じのつぶやきから1枚のラフが出された。傍から見れば子供の落書きのようにも見えるかもしれない一枚。でもそこにはフォロワーさんの『思い』が見えた。

『自分はここまでしかアウトプットできない。これを理想の形に持って行きたい。』そう感じた。

当然その絵を見た人は自分たちの思い思いの絵を描いて出していた。

ーその時、過去の苦い経験を思い出す。今回のように多数の人間から一つ優秀作を出す、そこで最後まで上り詰めるもいつも落選。絵に限らず作り物でも文でも。

頑張っても頑張っても絶対日の目を浴びることは無い、そう思っていた。

だけどこの時の自分はもう何も残っておらず何も失うものも無かった。

だから、ただガムシャラに描いた。その人が求めてる形を汲んでそれを起こす。

トップヴァリザード初期ラフ

そして、1枚のラフを起こし私はここから、『絵を描く人』になって行く。

このことがキッカケで私はそれまで自分の娯楽、唯一の楽しめる時間として描いてた絵が何時しか自分の切っても切り離せないアイデンティティになっていました。
それこそ、この絵を奪ったら最初に言ってた何も無い人になってしまいます。

大っぴらに自慢出来ないのは今も相変わらずですし、仕事でミスを出してまた転職を余儀なくされている現状です。

一昔前なら『仕方ない』と諦めていました。

でも、今は違う。今は『諦めたくない。』この気持ちが強いです。この『note』を始めたのもそんな気持ちの一端が強く出たひとつです。何もなかった自分に生まれた『絵を描く人』としての自分を捨てたくない気持ちがある内は抗い続けてみたいと思っています。

自分の病気、これまでの人生で感じていた『生きづらさ』、それはまた別の機会でー。


河合ゆき

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