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『アントマン&ワスプ:クアントマニア』を観ました

世界を変えるのは、最小ヒーロー《アントマン&ワスプ》か、最大の敵《カーン》か?

こんにちは。
どうも、けこぜろです。

本日は2月17日に公開された映画『アントマン&ワスプ:クアントマニア』を観てきました。
マーベル・スタジオが製作するアメコミヒーローの実写化シリーズ、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)最新作です。
MCUは作品ごとに「フェーズ」という区切りがされていて、11月に公開された『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』を持ってフェーズ4が終了していました。

そこで本作『アントマン&ワスプ:クアントマニア』から次のフェーズ5が始まるのですが、この作品は次の『アベンジャーズ』に繋がる大事な作品であることが強調されています。
事前に公開されている情報ですが、今作のメインヴィランは征服者カーン。
フェーズ4のドラマ『ロキ』最終話でその存在が触れられたキャラクターですが、満を持して映画のスクリーンに登場しました。
そしてこのカーンの名は、2025年公開予定の『アベンジャーズ/カーン・ダイナスティ』にも冠されているのです。
サノスの次のアベンジャーズ級ヴィラン、それがカーンなのです。
そんな強大なヴィランに最小ヒーローであるアントマンがどう立ち向かうのか。
楽しみで仕方ありませんでしたね。

ということで、今回は映画『アントマン&ワスプ:クアントマニア』を観てきた感想を届けようと思います。
前半部はネタバレなしの感想をまとめますが、まとめた後は物語の核心に触れるようなネタバレありの感想をまとめていきます。


アントマン&ワスプ:クアントマニア

あらすじ

新たな「アベンジャーズ」へ続く物語が、ついに始動。最小&最強のアベンジャーズ、アントマンは、<量子世界>に導く装置を生み出した娘キャシー達とともに、 ミクロより小さな世界へ引きずり込まれてしまう。そこで待ち受けていたのは、過去、現在、未来すべての時を操る能力を持つ、 マーベル史上最凶の敵、征服者カーン。彼がこの世界から解き放たれたら、全人類に恐るべき危機が迫る…。 アベンジャーズで最も”普通すぎる男”アントマンが、マーベル史上最大の脅威に挑むアクション超大作。

感想

面白かったです。
『アントマン』シリーズと言えば、コミカルなシーンが多いのが特徴です。
ですが、今作『アントマン&ワスプ:クアントマニア』は前情報通りかなりシリアスな作風でした。
かなり真面目に話は進むし、洒落にならない事態も多々ありました。
でも時折クスッと笑えるシーンが挟まるのは『アントマン』らしいとも思えましたね。

今作の中心は主人公スコットとその娘キャシー。
これまで以上に親子の関係性を前面に押し出してきていました。
キャシーの役者が『アベンジャーズ/エンドゲーム』から変わってしまったのが残念でしたが、二人の関係を軸に話が進んで行くのは『エンドゲーム』のその後としては良かったです。

また、スコットとキャシーだけでなく、ハンク・ピムやジャネット、ホープの家族の描き方についても中々良かったです。
中心となる5人それぞれにちゃんと見せ場はありましたし、5人引っくるめてファミリーな感じがまた良かったですね。
家族全員で力を合わせて敵に立ち向かう、王道のストーリーでしたね。

そして何と言ってもカーンの存在感はすごかったですね。
底知れぬ雰囲気を漂わせていましたし、圧倒的な強者である感じは恐ろしかったです。
正にアベンジャーズ級のヴィランなのに、よくアントマンが立ち向かったとさえ感じましたね。
さらに予告でもちらっと出ていたモードックも良かったです。
このヴィランについてはあまりよく知りませんが、原作そのままの見た目でしたし恐ろしさもそのままでした。
よくMCUに登場したとさえ思いましたね。

今作のビジュアルも中々にすごかったです。
量子世界が中心となるのですが、まるで『スター・ウォーズ』みたいな映像でした。
登場する生き物もどことなく『スター・ウォーズ』感がありましたし、SF映画の様な雰囲気でしたね。
あまりMCUらしくないというか、このSFっぽさはむしろ『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』みたいだと感じましたね。

作中で登場した、アントマンことスコット・ラングが執筆した本、これが実際に売られているのも面白いです。

発売日は半年以上も後だし、言語も英語と中々にハードルが高い本ではありますが、結構気になりますよね。
実際に読んでみたいです。



まとめ

こんな感じで、『アントマン&ワスプ:クアントマニア』を観てきた感想でした。
いよいよ始まったMCUフェーズ5。
ここからどうなっていくか想像もつきませんが、早くも次の『アベンジャーズ』が楽しみで仕方ありません。
でもまずは5月の『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー :VOLUME 3』が楽しみですね。
こちらもこれまでのシリーズと違ってシリアスさが増してますが、面白いことは間違いないので楽しみです。
さらに昨日は11月公開の『ザ・マーベルズ』のポスターも発表されました。

キャプテン・マーベルにミズ・マーベル、『ワンダヴィジョン』に登場したモニカ・ランボーがタッグを組む今作も非常に楽しみですね。
さらにドラマシリーズも幾つか配信されるみたいなので楽しみです。

さて、これより下は『アントマン&ワスプ:クアントマニア』についてのネタバレを含みますのでご注意を。
まだ観てない方は、是非とも作品をご覧になってからまたお読みください。

それでは、また。




ネタバレ

さて、ここから本題。
以前に違う記事でも触れましたが、僕自身ネタバレを読むのが大好きです。
と言っても、作品を観る前にネタバレを知るのではなく、作品を観た後でのネタバレであったり解説であったり、他の人の考察を読むのが大好きなのです。
同じようなことを考えている他の人のためにも、僕自身が感じたことをここに残そうと思います。

感想

初見での感想なので、的外れなことを言っているかもしれません。
取り敢えず思いついたことを箇条書きにしてまとめますね。

  • 最後までルイスは登場しなかった。シリアスな作風にするには仕方がないけど、あのマシンガントークは聞きたかった。

  • 日常パートは最初と最後のみ。スコットの独白が面白かった。

  • ちょくちょくアベンジャーズの話をするのが良かった。アントマン視点だとどれも面白い。

  • モードックは1作目のイエロージャケットの変化した姿だった。実は珍しくキャラクターの正体についての予想はついていた。

  • シャン・チーのリングはマルチバース由来かもしれない。

  • マルチバースの行き着く先がインカージョンという終焉らしい。今後の『シークレット・ウォーズ』に繋がる話が登場してテンション上がった。

  • サーティワンのことをネタにするのは卑怯。中盤でアントマンスーツではなくサーティワンの制服を着たスコットが登場したのが最高だった。

  • キャプテン・アメリカの如く丸い物体を盾のように扱うのが熱かった。

  • アリの大群を引き連れたハンク・ピムがめちゃくちゃかっこよかった。

  • カーンは別世界のソーを倒したらしい。アベンジャーズも倒したレベル。そんなめちゃくちゃ強そうだったのに、今作であっさりやられてしまった。二の腕の太さが半端じゃないし、フィジカルも強くて倒せないと思ったほどだったのに、こんな感じに決着がつくとは。

  • でもラストの止めがアントマン&ワスプだったのは熱かった。

  • このまま量子世界に閉じ込められて終わり、と思ったらあっさり帰って来れて拍子抜けだった。

  • おまけ映像その1。カーン評議会が登場した。全世界のカーンを集めていたので、次の『アベンジャーズ/カーン・ダイナスティ』ではカーンたちが攻めてくる感じになりそう。カーンの脅威を知るスコットが重要になってきそう。この中でも一人めちゃくちゃテンションの高いカーンがいて面白かった。

  • おまけ映像その2。まさかのロキ&メビウス登場。ドラマシリーズからの登場で激アツでした。今現在は『ロキ』シーズン2がめちゃくちゃ楽しみです。オーウェン・ウィルソンは好きな役者だし、MCUのスクリーンデビューは嬉しいところ。

  • カーンは帰ってくる。



まとめのまとめ

こんな感じで、今回の『アントマン&ワスプ:クアントマニア』についての感想は以上となります。
今後のMCUに大きな影響を与えた本作ですが、今後もドラマの方ともがっつり繋がっていきそうですね。

それでは、今度こそ、また。

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