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シングル『Home Bound Live Version』

どんなに遠くてもたどり着いてみせる
石のような孤独を道連れに
空とこの道出会う場所へ

浜田省吾『家路』

こんにちは。
どうも、けこぜろです。

今回は2000年に浜田省吾公式ファンクラブ「Road & Sky」100号を記念して配布された限定シングル、『Home Bound Live Version』について。



Home Bound Live Version

『Home Bound Live Version』は2000年にファンクラブ会員限定で配布されたシングルです。
浜田省吾の公式ファンクラブ「Road & Sky」というものがありまして、僕も2013年から加入しています。
2000年にファンクラブの会報が100号を迎えたということで、その会報に特典として付属されたのがこのシングルでした。
8cmのCDで、当時からファンクラブに加入していた母のお陰で聴くことができていました。
収録されているのは30秒ほどのメッセージと、1999年に東京で行われた野外コンサートでの『家路』のライブテイクでした。

家路

青く沈んだ夕闇に浮かぶ街を見おろし
この人生が 俺を何処へ導くのか尋ねてみる
手に入れた形あるもの やがて失うのに
人はそれを夢と名付け 迷いの中さまよう

そして孤独なエゴは愛という名のもとに
俺を上と下に引き裂いた
だけど今でも信じている
心のすべてを奪い去るような真実の愛

悲しみ果てしなく風は夜毎冷たく
人は去り人は来る でも気付けば
道標もない道に一人

そして夜が明けたらまた生きてくために
生活(くらし)を背負って歩き出す
疲れた体 次第に何も
聞こえなくなる 感じなくなる だけど

どんなに遠くてもたどり着いてみせる
石のような孤独を道連れに
空とこの道出会う場所へ

青く沈んだ夕闇に浮かぶ街を見おろし

どんなに遠くてもたどり着いてみせる
時のはざまにいつの日か
魂を解き放って
どんなに遠くてもたどり着いてみせる
石のような孤独を道連れに
空とこの道出会う場所へ

浜田省吾『家路』

『家路』はもはや説明不要なくらいの人気曲です。
それこそ2009年に実施されたファンクラブの人気投票で1位を取るくらいでした。
1980年にリリースされたアルバム『Home Bound』最後の曲で、今現在までもライブではほとんど必ず歌われる楽曲ですね。

今回紹介するのは1999年に東京で行われた野外コンサート、とのことなので時期としては『ON THE ROAD 2001』の頃です。
実はこのライブは僕が人生で初めて参加した浜田省吾のライブで、当時は8歳だったのでよく覚えていません。
ライブ終了後、駐車場に向かう道すがら2歳年下の弟が1歳の妹のベビーカーに乗って寝ていたのが、幼心にずるいと感じていましたね。
ライブテイクということで冒頭での歌詞(太字の部分)を間違えていますが、それも含めてライブ感があっていいですね。
この『ON THE ROAD 2001』のツアーにて歌詞の変更があり、「女達は」の部分が「孤独なエゴは」に変わりました。
このことについて浜田省吾は「このままでは歌えないと思った」と語っています。

間奏やアウトロの演奏が今のライブバージョンとは違うのがまたいいんですね。
このライブ限定のアレンジな雰囲気があって素敵です。
また、アウトロの部分ではこの時のライブのMCが収録されています。
そのMCは再会の時を約束するかのような内容で、この部分を聴くとじーんときてしまいますね。
非常に素敵なMCとなっています。
ですが、このライブバージョンをよく聴いていた子どもの頃、最後の「元気で、頑張って」という部分を弟とふざけて茶化していました。
我ながら酷いことをしていましたね。
母には申し訳ないことをしました。



まとめ

こんな感じで、浜田省吾のファンクラブ限定シングル『Home Bound Live Version』の紹介でした。
僕が初めて参加したライブでの『家路』が収録されていますが、当時のライブの思い出が残っていないのが残念です。
ですが、CDが残っているお陰で何度もこの時のライブに浸れますし、思いを馳せることができます。
これって本当に素敵なことですね。

それでは、また。

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