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watchOS 10でApple Watchが大きく変わる

これが全く新しいApple Watchの使い方。

こんにちは。
どうも、けこぜろです。

久々のApple製品の話題。
気づけば様々なApple製品を所持しています。
今現在iPhone 13にM1 MacBook Air、Apple Watch UltraにiPad mini、HomePod miniが2つとAirPods Pro 2とAirPods Maxを持っています。
全部活用していますし、これらが無いと生活するのが困難なレベルで依存してもいますね。

1年ちょっと前の話。
「Apple Beta Software Program」に登録しました。
Apple製品は毎年秋に最新機種を発売したり、OSの大型アップデートを行ったりします。
この最新OSが正式配信される前に試すことができるというもので、不具合が起きても自己責任になりますし、スクリーンショットなどは公開することは禁じられていたりします。

正直なところ、新しく追加される機能をいち早く試してみたくて登録をしました。
昨年はちょっとした不具合はありましたが、新機能を色々と試せて概ね満足していました。

さて、気づいたら昨日、次回リリースのOSのパブリックベータが配信されていました。
iPhoneとMacBook Airは一応バックアップを取ってからアップグレードを行いましたが、これらに加えてiPad miniとApple Watch Ultraも最新のOSにアップデートしました。
アップデート直後に仕事に出てしまったので、あまり触ることができず、変更点を確認することはできていません。
ですが、タイトルにあるようにApple Watchについては風呂に入る時以外は身に着けているため、触れる機会が圧倒的に多かったりします。

ということで、今回はApple Watchの次回リリーズのOSであるwatchOS 10について。
Apple Watch自体の使い方ががらりと変わる、革新的なアップデートでしたので半日使用した感想をまとめたいと思います。



Apple Beta Software Program

上でも軽く触れましたが、パブリックベータは登録すれば誰でも使用が可能です。
以下のリンクから登録ができますが、バグが起こっても自己責任のため、アップデートをする前は必ずバックアップを取っておくことをお勧めします。

僕はiPhoneはMacBook Airにバックアップを取っていますが、容量が足りなくて空けるのに苦労しました。
これまでに保存しておいた過去のバックアップを消して容量を確保しましたが、思いの外Macのストレージが少なくなっていて焦りましたね。

MacBook Airは外部ストレージにバックアップを取っているのですが、その取り方自体を忘れていたのも困りました。
結局調べて事なきを得たのですが、やっぱり定期的にバックアップを作成しておかなきゃですね。


watchOS 10

watchOS 10はこの秋リリース予定のApple Watchの最新OSです。
プレビューを見ただけではよく分かりませんが、実際に使ってみると驚くほどの変化がありますね。

冒頭でも触れましたが、正式リリース前のOSなため変更もある可能性があります。
そして何より、スクリーンショット等を公開することは禁じられているため、分かりにくいとは思いますが文章のみで使用感をまとめたいと思います。

①ボタンの使い方が変わった

Apple WatchにはDigital Crownとサイドボタンがついています。
これらの使い方が大きく変わりました。
なおApple Watch Ultraにはアクションボタンがありますが、こちらについては登録できるアクションや使い方等に変更はありませんでした。

まずはDigital Crown。
押し込むとアプリを表示できるのは変わりませんが、このグリッド表示がスクロール式に変わりました。
配置を変えられるのは変わりませんが、最大でも横に4つのアプリを並べるようになり、ズームイン、アウトの必要がなくなりました。
これまで以上にアプリを探しやすくなった気はしますね。

さらにDigital Crownを回すと「スマートスタック」が表示されるようになりました。
これは「Siri」文字盤に表示されていたような情報が見れるもので、どの文字盤からもこれを表示できるようになりました。

サイドボタンはコントロールセンターの表示になりました。
これまで文字盤下から上にスワイプしていましたが、この動作もスマートスタックの表示となっています。
この辺りが慣れが必要な動作ですが、コントロールセンターをサイドボタンで出せるのは便利な気がしました。
正直これまであまり使用していなかったところはあるのですが、どんな場面でもコントロールセンターを出せるのは結構便利かもしれません。

②文字盤の切り替え方が変わった

これまで文字盤の左右をスワイプすると別の文字盤に変更できましたが、これができなくなりました。
文字盤を変えるには画面を長押ししての切り替えか、iPhoneのWatchアプリを使用するしかありません。
これにより複数の文字盤を切り替えるのは不便になりましたが、誤タッチによる文字盤変更は起こらなくなりましたね。

③アプリ内のレイアウトが変わった

ほとんどのアプリに変更がありました。
例えば「アクティビティ」アプリでは、これまで上下のスクロールと左右のスワイプで操作をしていましたが、この左右のスワイプができなくなりました。
競争やバッジを見るには、文字盤の右下や左下にあるアイコンをタッチして表示を切り替えるように変わりました。

「天気」アプリもレイアウトが大きく変わり、画面全体で情報を読み取りやすくなりましたね。
まだ全てのアプリを確認した訳ではありませんが、アプリ自体の画面表示が変わっているのは新鮮ですね。

④ワークアウトの表示が変わった

上の2つは操作方法自体が変わる大きな変更点でしたが、ここからはちょっとした変化です。
「ワークアウト」アプリも結構変わりました。
まずは特定のワークアウトを実行すると始まるカウントダウン、その画面上にワークアウト名が表示されるようになりました。
地味ですが便利です。

さらにワークアウト終了時のボタンの位置も変わりました。
僕は通勤に自転車を使っているのですが、毎日「サイクリング」のワークアウトとして記録しています。
こちらのワークアウトを行うと、iPhoneに自動でライブアクティビティとして表示されるのも面白いですが、これについてはまた別の機会に。
また、ワークアウトを終了すると概要が表示されますが、これまでは画面を下までスクロールしないと戻れませんでしたが、watchOS 10からは左上の×ボタンで終了できるようになりました。
これはかなり便利です。

⑤ウェイファインダー文字盤の夜間モードが変わった

Apple Watch Ultra限定文字盤の「ウェイファインダー」。
こちらには「夜間モード」という機能があり、Digital Crownを回すと画面の全ての要素が赤になるというものでした。
ですが、Digital Crownがスマートスタックに対応してしまったため、手動での夜間モードの切り替えができなくなりました。
こちらは文字盤を長押ししての編集画面や、Watchアプリでの編集に変わりました。

夜間モードの項目は「自動」「オフ」「オン」の3つがあり、初期状態では自動となっていました。
この自動がかなり便利でして、暗い場所で手首を上げると自動的に夜間モードに移行するようになりました。
外の光量を測定して変えてくれているみたいですが、自分で変えなくていいのは本当に便利ですね。

その他の文字盤でも、Digital Crownを回して画面を変化させるのは一通り変更されているようです。
試したところだと、文字盤の数字の形を変えられる「メトロポリタン」では、一度文字盤をタッチしないと数字の形を変えられないようになっていました。
この辺りはどうなるかと思いましたが、ちゃんと工夫はされているみたいですね。



まとめ

こんな感じで、次回リリースのwatchOS 10のパブリックベータを試してみた感想をまとめてみました。
まだ半日しか使っていないのですが、触ってみて大きく変化を実感したことについて話してみました。
個人的にはボタン操作が大きく変わったのが印象的でした。
Apple Watchは3年半くらい使っていますが、これまで慣れていた動作が変わるのはかなり大きいですね。
その他細かいところもかなり手が入れられているので、今後も色々と触ってみて他の機能を試してみたいです。

それでは、また。

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