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総務になるまでの物語

2023年も終わろうとしています。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
今年は自分としてはなかなかなインパクトの出来事があり、人生を一回このタイミングで振り返ってみるのもいいかなと思ったので、ここに記そうと思います。


幼少期

幼少期は、親の転勤で広島に引っ越したり、また地元に帰ってきたりなど、やっとできた友達を一からリセットするという、幼い人間にとってはなかなかハードな幼少期だったと思います。

長女だったこともあり、親には結構厳しく躾けられました。
九九を全部言えないと遊びに行っちゃいけなかったり、門限がめちゃくちゃ早かったり、寝る時間は小学校まで9時でした

その中でも、放課後は校庭で元気に走るのがとにかく好きで、男子にも負けず劣らず。
小学校最後の運動会では女子初の応援団長をしたのがいい思い出です。

地元が長崎、さらには転勤も広島だったので、特に平和学習には県として力が入っていて、夏休みにある登校日2回のうち1回は平和学習で当時を知る方に登壇いただいて話を聞いたり、原爆のアニメを見たりしていました。

今考えると、そういう背景があったからこそ、人間関係での諍いはできるだけ避けたかったし、喧嘩していたり、元気がなかったり、そんな子の様子をみると、声をかけてどうしたか聞いたり、学級委員長をしていたのかもしれません。

さらには、長女で厳しく育てられたことから、人の表情や態度を観察し、察するようになったのは、この頃からなのかなぁと思います。

当時は、よくある将来なりたいものっていうのが全くなくって、適当にお花屋さんとかお菓子屋さんとか言ってたんですが、小学校5年生に町内会で見に行った、「踊る大捜査線」の映画で、織田裕二演じる青島の熱い気持ちに感化され、劇中で青島が刺されてみんなに敬礼されながら病院へ搬送されるシーンで号泣し、私も一緒に敬礼しながら見ていました笑

今思うと、小学生たちをつれていって、見る映画が「踊る大捜査線」って渋すぎやしませんか?と思うこともありますが、あの一本が私の人生にかなり影響を与えていることは間違いありません。
そして今でも青島みたいに熱いひとが結構好きです笑

平和学習から平和の尊さを感じ、守りたいと思い、それが自分のまわりでも、みんなが楽しく笑顔で過ごせるようになればいいなということを、言語化できないながらに感じていて、それが踊る大捜査線の警察官という仕事にぴったり当てはまった瞬間だったのかなと考えています。
そこからは、将来の夢は警察官でした。

このターンのキーワードは、

熱い気持ち
観察
平和
笑顔・楽しく

中学・高校・大学

部活

中学から大学まではソフトテニス部としてキャプテンや副キャプテンをしながら、部活に打ち込んでいました。

テニスって、相手がこう打ってきてこの体制だし、つま先の向きがこうだからこっちに打ってくるよね、そしたらここでボレーに行くといいよねとかっていう、おおまかな流れ?理論?が一応はあるんですよね。

感覚でテニスをする私には、なかなかその理論的なテニスが馴染まなくて。
高校の時のペアが、結構口が立つ相手だったんですが、その子に「今のはこうだからこうじゃん!」って言われても言い返すというか、反論?できなくて。

まあ言われてることは間違ってないんだろうし、私が悪いよねごめんねと思って、なかなか言い返せず、自分の中で何か違うなぁと思ってかなり苦しかったのを覚えています。
違うペアの時は、かなり自由にのびのびプレーできているのに、そのペアの時はかなり萎縮してしまって。前衛だったので、1点ごとに後ろを振り向くのが、苦手でした

これは今も同じなんですが、相手を傷つけずに自分の気持ちを伝えるのって難しいですよね。
これに関しては私の弱点?がいくつかあると思っていて

  • 自分が言いたいことを言語化するのが苦手

  • 相手を傷つけるのが怖いし、傷つけたくない(平和に穏便にしたい)気持ちがある

  • 相手の様子を察しすぎてしまって、何もできなくなってしまう

  • 話を聞いてくれないならもういいや判断が自分の中で早いのかも(話を被せて反論されるとか、聞こう・受け止めようと言う気がない雰囲気があったりとか)

きっと一生の課題になるんだろうなぁと思っています。
逆を言うと、ストレートにものを言う人がすごいなぁと思ってしまう。
なんで自分がいまの気持ちになったのか、自分のこころをこれからの人生で見つめ直していきたいです。

そんな苦しいこともあったけど、テニス人生はかなり楽しかったと自信をもって言えます。
もちろん、ペアとの関係や、強い相手に勝てなかったり、大学の時は私の学年が自分しかいなくて部をどうしていこうかとかすごく悩んだこともありました。

でも個人として、中高大通じてペアや、メンバー全員で、上手くなるにはどうしたらいいのか、弱いところは朝早く来て・もしくは残って練習しようと自分から動き出したり、全体の雰囲気を良くするために、どう言う声掛けや声出し、練習メニューをするといいのかすごく考えました。

今思うと、部活の中でも「雰囲気作り」というところにおいては、どうすることがいいのか考え続けていたのかもしれませんね。

大学は体育学部だったので、テニスはサークルではなく、部活で。
でも少し緩い部活だったので、部活以外も大いに楽しみました。
今思うと人間関係含め、ラッキーだったなー

あの、みんなで何かをやり遂げる連帯感が、私はすごく好きです。

このターンのキーワードは

雰囲気作りを大切にしている
言語化苦手

将来の夢

前述の通り、警察官の夢を叶えるべく、高校の時と大学の時、受験しました。(ダメだったけど)

大学進学の時、本当は公務員専門学校に行こうと思っていました。
けど、ふと高校の体育の授業の時、一番仲良しの子にテニスを教えていたら、「ちあきちゃんって、学校の先生とか向いてるかもね」という一言が。

調子に乗って、「そうかなぁ?(嬉)」と言っていたら、目をかけてくれていた体育の先生に伝わり、大学行けと言われ、それが担任に伝わり、担任からも大学に進路変更してはどうかと言われ、高校3年の夏に専門学校から大学進学へと大幅な進路変更をする自分。
警察官の夢もあったし、東京の某大学の体育学部へ。
ほんと、猿もおだてれば気に登るってかんじかな?

でも、あそこで進路を変えていてよかった。
そうしなかったら自分はもっと小さくまとまっていたと思う。

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アルバイト・就職

大学の時は、硬式テニスのテニススクールで受付の仕事をやっていました。

受付では、スクールなので、毎回同じ曜日であれば同じ方々がいらっしゃって。
そこで、いろんなお客さんと接するのがすごく好きになって。

そのスクールにいらっしゃる方々が優しかったと言うのも大いにあると思うのですが、お客さんのお名前を覚えて、話しかけるとすごく嬉しそうにしてくださるんですよね。

たとえば、着替えのロッカーキー7番を渡して、「ラッキーセブン渡しておきます!」というと、笑顔になってくれる。
私はそういう、受付という場所からでもお客さんを笑顔にできるということがすごく嬉しくて、好きになって。
自分の行動次第で、お客さんに少しでも楽しいと思う瞬間ができるというところにすごく興味を持ちました。
レッスンが楽しいのは当たり前だけど、その入り口でも楽しい・嬉しいそう言う気持ちになってほしい。
そうすると私も嬉しいから!

そこから、就職もスポーツジムの受付として5年ちょっと働きました。

そこは会員制のジムで、一般的な運動サポートと、年間を通じてイベントがあるジムでした。

年始の餅つきイベントから始まり、紅葉や旅行、大人だけでなくスイミングスクールではスキースクール(水泳の先生がスキーも教えてくれる)まで、一年中会員さんを楽しませる、そんなスポーツジムでした。

全国展開3店舗なんですが、地域密着型のスポーツジムなので、そこで働く従業員のフィロソフィーには「地域の絆をつなぐ手助けをする」と言うのがありました。

年齢層としては、高齢の方も多かったので、ジムに来ると健康になるだけでなく、お友達ができたり、人生に+α彩が加えられるような雰囲気のある場でした。

受付として入社した私も、途中から「キャラ的に」と言う理由でインストラクターも兼務して働きましたが、そこで培われた「楽しませる」ということ、人と人の繋がりの大切さ、声掛け一つにおいても、自分が大切にしてきたことがさらに磨かれ、より好きになった職場でもありました。

数年働いていくうちに自分の中の熱量が、会員さんへのベクトルから、社内にベクトルが向いてきて、「働いている人が笑顔で過ごせていれば、その良い雰囲気は会員さんにも伝わって、さらに良い場所になるに違いない!」と思うようになりました。

そこから、私の総務がスタートしました。

このターンのキーワードは

絆をつなぐ
楽しいと思ってもらいたい
声掛け

総務として

スポーツジムでは、社長に直談判して、従業員のいい雰囲気はお客さんに伝わるんじゃないかというのを力説し、まずは社内の活性化のため、いいねカードをやってみてはどうかと相談しました。

社長も話を聞いてくれて、それから確か半年に1回、いいねのポイント順に表彰が行われるようになって、従業員の笑顔も増えた気がします。

いいところに目を向けるのって、なかなか意図的にやらないとできない気がします。
小さいことでもいいから、こういう接客をみてすごく良かったとか、さらには自分でも真似してみようと言う気持ちになるので、相手のいいところを見つけようと観察するの、個人的にはおすすめです。

自分の行動や声掛けで、笑顔になってくれる人をもっと増やしたい、それを社内に向けるってことはどういう仕事なのか考えた時に、総務に行きつきました。

社内の人を観察して、情報をあつめて、行動を起こして、改善していく。
メンタルとしても、働く環境としても、よくしていきたい、大それた言い方で言うなら救いたい。
そしてそのプラスな感情だか雰囲気ががじわじわと広がっていき、日本全体が良くなってほしい。

その気持ちは、警察官を目指したときと同じで、みんなが気持ちよく、安心して過ごすことができる環境を作ること、これを目指して総務をやってきたし、これからもその気持ちを軸に何か他のことになるかもしれないけど、取り組んでいきたいとそう思います。

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社内活性化
よくする
気持ちよく安心して過ごせる環境づくり
最後に

そうやって今までの社会人人生、どちらかと言うとエネルギーは自分の外に向いていました。
けれども、いまふと立ち止まってみて、今現在は少しそのエネルギーが少なくなっているのを少し感じているところです。

まだ具体的に、どうしていったらいいかはわからないけど、自分の軸も大事にしながら、自分が何ができるのか、どうしていくのがいいか、考えています。

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