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紅葉を撮影しに小樽の中野植物園に行って登山してきた

おつかれさまです。
紅葉の時期なので、以前から気になっていた中野植物園に行ってきました。バスやクルマで、何度も前を通っているのですが、中に入ったことはありませんでした。中野植物園は明治41年(1908)年に開設した私設の植物園だそうです。

いざ中野植物園へ

小樽駅からのアクセスは、梅源線というバス路線に乗り、「中野植物園」下車です。ちなみに、中野植物園のある清水町はかつて源町で、梅源線の「源」はここからとったようです。とはいえ、私は自家用車でいきました。無料駐車場はあるのですが、5台くらいしか駐車できないので、満車を覚悟で行きました。ところが晴天の休日にもかかわらず他にはクルマはなく、私だけでした。

うーん、見てもよくわからない案内図

門をくぐって入園料を払おうとすると、犬が出迎えて誘導されます。中に居るおばあさんを呼び出して200円払いました。「ごゆっくり」と言われたので、こころおきなく見てきます。

9:27 お出迎え

今日のカメラはNikon Zfcで、レンズは最近お気に入りの、AF-S DX Micro-NIKKOR 40mm f/2.8Gと、AI AF-Nikkor 180mm f/2.8 EDの単焦点レンズ2本です。Fマウントレンズなので、マウントアダプターのFTZを介して、40mmはオートフォーカスで、180mmはマニュアルフォーカスで使います。

園内に入った途端に別世界です。紅葉が美しいのはすぐにわかりましたが、置いてある遊具などが、なにもかも昭和の1960-70年代です。失礼ですが、まったく更新されてなく、平成や令和を思わせるものはまったくないのです。

9:28 これもまた見てもわからないシュールな案内図 
右上に、テキトーな等高線で山があることを表しています

下調べしたところ、園内には植物園の他に山があるそうで、登山ができるようです。山といっても丘のようなところで、険しくはないだとうとタカをくくっていました。というわけで、まずは園内を散策しました。

9:28 紅葉がきれいです
9:30 落ち葉も真っ赤
9:30 使用禁止の人力メリーゴーラウンド
9:31 ペンキが厚塗りされたブランコ
9:34 すすきもよい感じ
9:37 コンクリートが崩れそうな滑り台
9:45 地面が紅葉のじゅうたんになってます

源山登山

さーあて、植物園はだいたい見たので、源山という山を目指します。登山口はどこかなあと探していたらありました。

9:47 こちらですね エゾリスが映り込んでいるのがわかりますか?
9:47 エゾリスです。黒っぽくて、シマリスのような可愛さはありませんが、やっぱりカワイイ
9:48 公道を渡るとこんな看板があります
9:50 グラウンド(広場)の端に登山口の看板がありました

ここから登山道です。はじめはハイキングコースのような感じでした。

9:51 どんぐりコロコロ
9:54 美しい白樺の木に出会う
9:55 白いというより、銀箔のようです。どうしてこんな模様ができるのだろう。
9:57 山道が続きます
9:58 ちょっと険しくなってきましたが、手すりがあるので大丈夫
10:00 観音様がありました。ここが山頂かと思いましたが、この裏にまだ山道がありました。
10:01 登山道の真ん中にこんなコンクリートの塊があって、これを乗り越えるのに苦労しました。
10:02 赤いリボン発見。まだ先があるようです。

このころには汗びっしょりです。

10:09 こんなところにテレビの共同受信アンテナがありました。
10:17 振り返るとなんと標識がありました。ここが山頂のようです。

ここから下山

めでたく山頂がみつかったので、ここで引き返します。ついでにレンズを望遠にチェンジしました。

10:23 木が生い茂っていて景色は良く見えないのですが、望遠レンズなら小樽港が見えました。
10:28 望遠レンズだとまた違った映りですね
10:35 てんとう虫
10:37 ススキ
10:55 下山しました

まとめ

滞在時間は約1時間半でした。200円でこんなに楽しめるなんて、すばらしいです。写真ではわかりませんが、登山道は思っていたより険しくて、滑落しそうな危険な箇所もあり、登山するなら登山靴か、せめてトレッキングシューズを履いて来るべきでした。

紅葉の時期の休日なのに、最初お客は私だけで、帰りがけに他のお客と会いましたが、気がねなく回れたのは良かったです。だけど、これでやっていけるのか不安になってしまいました。小樽市も2023年で人口が10万人台にまで減少し、高齢化も進んで子供が少なくなってますが、いつまでもここに在ってほしい植物園でした。

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