知り合いとわたしの十何年間
昨日、テレビを見ていたら、昔の知り合いが突然出てきた。
ある仕事についてを取り上げた番組で、わたしも昔ほんの入り口だけ覗いたことがある。
だから、結構興味を持って見ていた。ああそうそう、そうだったねって思いながら。
でもまさか、そこに知り合いが名前のテロップ付きで出てくると思ってなかったのだ。
もう十年以上前のことで、当時の知り合いとは連絡を取っていない。
だからひとりで「あ!」って声を上げて、それでおしまいだった。
あんまりにも心が躍って、隣にいる夫に「これ!知り合い!」って言ったけど。
最後に顔を見てから、お互いに随分経って。
なんっていうか、成長したなって。
元気でやってるんだなって。
それがわかっただけで、嬉しくなる。
あのころからしたら、わたしの今いるところとか、それに至る経緯とか、全然想像もつかなくて。
当時の知り合いたちに、これまでのあれこれとか今どうしてるかを話したら、びっくりされるのかな。
わたしが知り合いを見つけて、元気でやってるんだなって嬉しくなるように。
わたしが今こうしていることも、誰かが見たら「そうかそうか」って嬉しくなるようなことなんだろうか。
資格をふたつとった。
結婚して、子どもがいて、もう一人増える予定。
文字にしてしまえばなんてことないけど、そこにはわたしの時間と気持ちが詰まってる。
無駄だったことは、本当は何一つない。
ないのだけど、わたしがその価値を感じられてないのかもしれない。
体調悪いと、気持ちも落ち込みますね。
これでおしまいにしよ。
今日も読んでくれて、ありがとうございます。
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