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4歳の「だいじょうぶ」に救われた話│ 1ヶ月書くチャレンジDay24

朝、子どもを保育園に送っていこうと玄関を開けたら、日が照っているのに雨が降ってました。

こんにちは、あるいはこんばんは。

「わー、雨だ!」とわたしは慌てて傘を取ったのですが、4歳は「はれあめだねぇ」とどこか嬉しそう。
はれあめ、という言葉の響きもちょっとかわいいし。
ふたりで「はれあめだー!」とわいわい言いながら保育園へ向かいました。

そんなわけで、今日の書くチャレンジです。


Day24 今日1日にあった印象的なこと


「はれあめ」より少し前の、今朝の話を聞いてください。

うちにはダイニングテーブルがなく、いつも床に座ってごはんを食べています。
今日もいつもと同じように、子どもの右側に座って食パンを食べていたんですが。
食べ終わって、さて片付けをしようとしたところで、盛大にこけました

敗因(?)は、自分の履いていたUNIQLOのリラコです。
薄いレーヨンのワイドパンツなんですけど、このワイド加減がすごく好きで、わたしはパジャマにしています。
このパジャマのまま、床に座ってごはんを食べて、立ち上がる瞬間に何が起きたかっていうと、左足の裾のところに右のつま先がインしました。
当然足がもつれて、そのままドスン、と。

両膝を思いっきり床に打ち付けてしまい、「いたーい!」と大人げなく大きな声を上げました。
いやほんっと、久しぶりに転んだのもあってめちゃくちゃ痛かった。んですけど、先に食事を終えていた4歳は母の大声にも床の音にも全く動じることなく遊んでました。

くぅ。ちょっとぐらい心配してくれてもいいやんか。
「大丈夫?」っていつもおかーさんキミが転んだとき言うやんか。

しかしわたしは大人なので、寂しい気持ちをこらえつつも自力で立ち上がる。4歳みたいに「えーんだっこー!」となることもなくお皿を片付けました。知ってるし。抱っこしてもらえないって知ってるし。

その後、保育園の連絡帳に今朝の体温を記入すべく、遊んでいる4歳の背後へ回り「お熱はかるよー」と体温計を脇に入れました。
そのときにもちょっとまだ、心配してほしさがあって。
「痛かったなぁ……」と、聞こえるか聞こえないかくらいの音量でつぶやいたんです。

そしたら。
4歳が。

だいじょうぶだよ

って、ひと言。


小さい子どもは、まだ言葉を獲得している最中だから、自分の感情や置かれている状況を言葉にすることが難しいです。
なので、わたしはいつもそこを補うようにしていて。

楽しいときには「楽しいね」。
悲しいときは「悲しいね」。
さみしいときは「さみしいね」。
痛いときは「痛かったね」。

そして、いつも言うのです。
「うん、大丈夫だよ」
って。
あなたがどんな状況であっても、安心してね、って。
おかーさんはここにいて、あなたを守るから。大丈夫だよ、って。

4年間ずっと言い続けてきたその気持ちが、ちゃんと伝わってるって知って。
すごく嬉しかった。
それを、他人に当たり前みたいに言えるようになっていることも。


小さな小さなひと言だったけど、わたしはすごく救われた一瞬でした。


今日も読んでくれて、ありがとうございます。


この記事では、いしかわゆきさんの「書く習慣」という本に掲載されている『「書く習慣」1ヶ月チャレンジ』に挑戦しています。

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