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【感想】生産性

コロナ禍でテレワーク(どうでもいいけどテレワークってなんか昭和な響きですよね?)になってほぼ2年。2週間に1回くらいしか会社に行かなくなって、会議はほぼオンライン。

オンライン会議だと気軽に参加できるのはメリットだけど、気軽に参加者を呼べるのでとりあえず出といてみたいな招待がめちゃくちゃ多いきがする。2時間の業務進捗報告で実際に話すの5分とか。でも残りの時間もなんか聞かれるかもしれないから内職しながら出ておくとか。めっちゃ生産性低いよね。

オフィスにいると軽く席に行って5分くらい雑談すれば情報収集できるのに、テレワークだとなんでも会議になる。立場上一日会議で埋まってる。あんまり言うことないなーとか思っている会議だと会議中にインスタとか普通に見てる。もっと時間を有意義に使いたいよね。

という訳で5年くらい前に読んだ本を再読してみました。ちきりんの正体とも言われている伊賀泰代氏の本。

https://www.amazon.co.jp/dp/4478101574/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_C6H5Q80CC5Q6C26EF1PK

ちきりん本と一緒で非常に読みやすい。著者はマッキンゼーの人事担当だったみたいなので例があんまりバリバリのビジネスではないと思うけど。
なかでもそうだなーと思ったのは一般的に残業をなくすための対策として導入される、ノー残業デーとか、立って会議する(Stand up meeting)とかは時間を切ってるだけで、中身の生産性向上しないとまるで意味がないという事。

まぁそのとおり。キーボードのタイピングを早くするとか、小手先は所詮3%のImprovementであって、根本的に生産性を劇的にあげるには3割向上のInnovationをしなければならない。

「成長するとは、生産性が上がること」

あとは以下の様な要旨


人材を諦めない(全員戦力化)
業務の属人化を防ぐ
効果的なトレーニング(座学ではなくロールプレイ)
ブランク資料をつくる
そして会議術

大半の会議の達成目標は次の5つのどれか


①決断すること
②洗い出しすること(リストを作ること)
③情報共有すること
④合意すること=説得すること=納得してもらうこと
⑤段取りや役割分担など、ネクストステップを決めること

という訳で毎日くだらない会議で人生を浪費しない、また人の時間を奪わないという意味でも、もうちょっと日々考えて準備しよう。


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