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モチベーションはいつだってわたしの抱く野望なんだ

おはようございます。

今日から9月ですね。

庭で遊んでいた娘が「セミの声が和らいだ」とつぶやきました。

なんだかすっかりセンチメンタルモード。

今日は、これまで発信するのを避けてきた、でもそこを乗り越えたくて仕方がなかった、一つの活動のことを書いていきます。

1:最近始めた企画のこと

コロナウイルスの猛威は世界の至るところに手を伸ばしています。

私の関わるNPO・NGOセクターも例外ではなく、一部の団体は壊滅的な経営状態に陥っています。

今回話をするのは、ベトナムのNGO団体のスタッフについて。

私の仲間のNamくんは今、賃金をもらわずに活動を続けています。

さらに今ロックダウンで外出できなくなってしまい、身動きが取れない。

ここで彼に挫けられたら、私の夢が叶えられない・・・

私は焦りを覚え、あるプロジェクトを計画しました。

Peatixカバー (15)

http://miraifes.org/vietnam/sb/


2:私の夢は、子どもと一緒に国際ワークキャンプに行くこと

私の夢は、私の子どもたちと一緒に国際ワークキャンプに参加することです。

私の人生を変えたワークキャンプという世界を、子どもたちにも見せてあげたいのです。

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私が見せたい世界を押し付けるわけには行かない。

でも、子どもたちが自分で決断をし、物事を選択するようになるまでは、私が一緒にでかけたり、体験できることを目一杯見せてあげたい。

そう思った時、真っ先に心配されるのが、各国のNGOの存続についてでした。

3:魅力あふれる各国のNGOのスタッフたち

NGOの存続、とだけ書くと、語弊があるかもしれません。

NGOはそれぞれ意思を持つ組織ですが、それ以前に、とても魅力のある、情熱を胸にいだいたスタッフによって成り立っていることを私は知っています。

彼・彼女らが組織からいなくなってしまうのは大きな損失です。

世界全体が同時に困難に陥っている今、ままならない状況の中で疲弊が続き最終的に「もうこの活動には今後関わらない」と縁を切ってしまうことは、悲劇でしかありません。


魅力あふれるコーディネーターがいなくなってしまっては、私の子どもたちに、私の見せたかった、いや、それ以上のワークキャンプを見せてあげることができなくなってしまいます。

それだけはなんとしてでも阻止しなければ。

私が活動を通じて知り合った多くのスタッフたちの顔が浮かびます。

でも、彼らの人生を背負うことはできない。

'NOT YOUR BUSINESS'、一線を越えるのを嫌がる方もいるかもしれません。

力になりたいといっても、時間も能力も十分ではないかもしれません。

でも、動き出さずにはいられませんでした。


4:今思っていること。

偶然オンラインで再会したNamくんと、個人的にプロジェクトを立ち上げました。

私と一緒にオンラインの体験活動を企画し、リモートワークによる収入を一つの生活の柱にしてもらいたい。

生活の基盤を整え、安心できる環境を整えた上で、またいつかNGO活動の再建のために力を発揮してほしい。

今は、こんなことを考えています。

ベトナムの2019年の平均年収は41万円。
月に3万円くらいをオンラインプログラムの収支で賄うことができるようになれば、彼は安心してコロナ禍でもこれまでどおりの活動を続けられます。

ここでお金のことを書くことを、最後まで躊躇しました。
しかし、現実に今、世界には物価の違いがあります。
私は日本で生まれ育ちましたが、いくつかの国に仲間がいます。
私が今ここに住みながらできることを考え、信頼する人たちと相談を重ね、
走りながら進めていくことを決断し、今に至ります。


おわりに

見切り発車でスタートしたプログラムでしたが、
第一回目のイベントに参加していただいたみなさん、
本当にありがとうございます。


まだまだ決まっていないことがたくさんありますが、
少しずつ応援してくださる方が増えてきた実感もあり
続けていけそうだと思い始めました。

次のイベントは、9月23日を予定しています。
前回の振り返りを踏まえ、対話ベースの会にする予定です。

興味のある方は、ぜひ、ご参加ください。

イベント詳細はこちら↓


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