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タグが面になったとき、コミュニティのアイデンティティは可視化する

おはようございます。

スタッドレスタイヤって、寿命は4年なんだそうです。

私の住むエリアは、雪が積もったり、トイレが凍ったり(結構大変!)するところです。

冬の間の移動手段をきちんと確保するために、早めにスタッドレスタイヤを準備しておいてよかったです。

準備したほうがいい、と逐一アドバイスをくれる家族に感謝です。


さて、今日はvivalyを使って気づいたこと(前回の記事)の続きを書いていきます。

・vivalyと使ってみて気づいたこと


vivalyというwebアプリのベータ版が配信されていることを知り、早速使ってみました。

使い始めてみて、3つの気づきを得ることができました。

1、コミュニティの活性化に必要な要素
2、タグでつながると何が起こるのか
3、<ともだちのなり方>のデザイン

今回は、2、タグでつながると何が起こるのかについてまとめてみます。

・vivalyを初めて使った時の作業工程と心の動き

vivalyを初めて使ったときの作業工程と心の動きを振り返ってみました。

<準備フェーズ>
①ソワソワしながらアカウント登録。
②メンバーの顔を思い浮かべながらコミュニティページを作る。
③コミュニティメンバーへの情報ページ(初めての方へ)を簡潔に作る。
④コミュニティメンバーへの自己紹介の項目をなるべく負担のないように考える。
⑤メンバーのハッシュタグを引き出す質問を遠慮がちに書き出す。
<運用フェーズ>
⑥前のめりになりながら、メンバーを招待する。
⑦自分の自己紹介とハッシュタグを各自が記入する。(ニヤニヤしながら?)
⑧メンバーの書いた自己紹介とハッシュタグをフムフムする。
⑨メンバーのハッシュタグに触発され、マイページに新たなハッシュタグを追加する。
⑩ハッシュタグリストを俯瞰して、このコミュニティにどんな人が多いのか、どんな人がいないのかが見えてきた。



はじめての時の印象をきちんと覚えておくことって、大事なことなんだそうです。

私の心の動きとしては、結構前のめりだったけどメンバーに受け入れてもらえるかどうかというところが大きかったように思います。


・はじめに書くタグは小出しで限定的

上で振り返った運用フェーズの話を中心に、タグのことをさらに考えてみました。


今回、私はハッシュタグを引き出す項目として、1:趣味について、2:肩書きについて、3:強みについて、4:苦手なことについて、そして5:興味関心について、この5つを設定しました。(行程⑤)

ここでは、コミュニティの運営者・招待されたコミュニティのメンバーが自己紹介をするためにタグをどんどん書き込むという作業を行います。(工程⑦)

ニヤニヤが止まりません。

その割に、メンバーの反応が気になりすぎて、何を書けば(自分が)いいのかいまいちわかりません。

そこで私は、はじめ合計14個のタグを書き込んで様子を見ることにしました。


・他の人のタグを見て、追加したくなる気持ち

招待をしたメンバーが続々とvivalyのコミュニティページに投稿をはじめます。

数名が行程⑧まで進んで足並みがそろったとき、自分の心の動きに変化がありました。

メンバーの動向を見ているうちに起きた心境の変化としては以下二点で、メンバーのハッシュタグを自分にも追加したいと思ったことと、まだ出ていないハッシュタグを追加したいと思ったことでした。

書いていなかったけれど、「これ私にも当てはまるじゃん」というものを見つけては、ワクワクしながらタグを追加しました。(行程⑨)

たくさん並んだタグのことを愛おしく感じつつ、何度も見直しました。


・タグリストでコミュニティのアイデンティティを俯瞰・見える化

さて、しばらく時間が経って、改めてこのコミュニティページを見た時、このタグリストのページを俯瞰してみることの面白さに気づきました。

ーここにはどんなタグの人が多いのか
ーどんなタグの人はあまりいないのか

タグの数値だけではわからないこともあるかもしれません。ですが、これらのタグの分散の様子を見たり、複数のコミュニティのタグ分散を比較したりすることにより、コミュニティの特徴やアイデンティティが可視化できることを感じています。


vivalyを開き、初めからずっと感じていたこと、それは自分のタグを全て網羅するのは簡単じゃないぞということでした。

網羅することはまだまだできないけど、今後も見直すごとに新たなタグが増えていきそうな予感があります。


おわりに

そのうち、歩いている自分の上に、タグがピコピコついてくるようなバーチャルの世界に住むことになるような妄想をしました。

でも、たまにタグが邪魔になることもあるかもしれません。

そんな時は、全速力で走って、タグを置いてくるバグを使います。

タグを見せないことにより、ローコンテクスト、肩書のいらない対話が実現するのです。


何を、誰に、どこまで見せるのか。

まだまだしばらく、時間をかけて追いかけたいテーマです。

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