私家版・日本キリスト教史(1374‐2045)※全文無料
「髭の殿下」として知られ、ときに「赤い宮様」とも揶揄された三笠宮崇仁親王殿下と聞けば、何を思い浮かべるだろうか。昨年、学会発表でわざわざ京都から出たついでに、東京三鷹の中近東文化センターへと足をはこんだ。同所は古代オリエント、アナトリア関連の考古学・歴史学者として有名だった三笠宮殿下により国内の研究拠点として、また収蔵品展示を目的として設立された。
円筒印章は複数ある。実寸模型でアッカド語(楔形文字)の洪水譚粘土板、ロゼッタストーン、ハムラビ法典、シュメール壁画、グデア