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【Rhinoceros】ショートカットキーを登録しよう!

ねくんです。

ライノセラスの効率化記事を書いて4本目ですが、手っ取り早く作業スピードを上げるならショートカットキーですよね。

コピー(Ctrl+C)・切り取り(Ctrl+X)・貼り付け(Ctrl+V)あたりは使っている人も多いのではないでしょうか。これらをいちいちアイコンクリックしたり、コマンドを入力したりして行うことを考えるとかなり非効率ですよね。でもショートカットを使っていないということは、それくらい非効率なことをしてしまっているのです。

基本的なもの以外は使っていないなーっていう人はショートカットをどんどん活用して効率化を図りましょう!今回は登録方法と、自己流の登録のコツについて書いていきます。

ショートカットの登録方法

Rhinocerosはデフォルトだとあまりショートカットが登録されていません。
デフォルト状態のショートカット一覧はこんな感じ。結構スカスカです。
オプション(歯車マーク)>キーボードで下記図が開きます)

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この空いてる箇所に自分がよく使うコマンドを入力するとショートカットキーとして登録できます。例えば、Ctrl+Qの箇所に“_polyline”を入力してOKすると、Ctrl+Qでポリラインを実行できるようになります。

コマンドのコードがわからないよ~という人は良く使うアイコンをクリックしましょう。上部に表示される文字列がそれです。
※下図参照 コマンド:〇〇〇←この部分 

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この文字列をコピーして先ほどの表中にペーストすると簡単ですね。

登録方法の詳細はこちらの下記のサイトが参考になります!
https://study.the-pers.com/rhinoceros/375/僕のショートカットも上記サイトを参考に登録しています。

登録のコツ:コマンドの頭文字から

Ctrl+G:_Group (デフォルト)
Ctrl+J:_Join (デフォルト)
Ctrl+R:_Rotate
Ctrl+M:Mirror

スタンダードな登録方法です。覚えやすい。
デフォルトでもグループ化(_Group)はCtrl+G、結合(Join)はCtrl+Jになっていると思います。僕が登録したのは回転(_Rotate)はCtrl+R、ミラーリング(_Mirror)はCtrl+Mなどですね。

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余談ですが、Rotateアイコンのように同じアイコンでも左クリックと右クリックで別の機能になるものがあります。

登録のコツ:同族の機能はアルファベットで統一!

曲線系コマンドは【Q】
Ctrl+Q:_polyline
Ctrl+Shift+Q:_Curve
Ctrl+Alt+Q:_InterpCrv

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同じような機能は同じアルファベットで派生するように登録しています。
Wはサーフェス作成系、Eは押出し作成系など。
また、続けて使うことが多い機能についてはキーボード上でも場所が近いと便利です。

登録のコツ:対の機能は+Shiftに

グループ化/グループ解除のように、対になる機能がRhinocerosではよく見られます。そういう場合、ショートカットキー+Shiftで対機能となるよう設定しておくと覚えやすいです。

Ctrl+G:_Group( グループ化)
Ctrl+Shift+G:_Ungroup(グループ解除)

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登録のコツ:アイコンの形から(?)

環状配置って響きもアイコンとか〇ですよね。だからCtrl+Oにしてます。
あと整列系のコマンドはlを使ったものにしています。まっすぐでそろっているぽくないですか?…僕だけでしょうか

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配列系コマンドは【O】
Ctrl+O:_ArrayPolar(環状配列)
Ctrl+Shift+O:_ArrayLinear(直線配列)
Ctrl+Alt+O:__ArrayCrv(曲線にそって配列)
整列系コマンドは【I】
Ctrl+I:_Align(整列)
Ctrl+Shift+I:_Aligin _H(水平整列)
Ctrl+Alt+I:__Array _V(垂直整列)

最後に

本当はこれを1本目に書きたかったのですが、まとめていたら4本目になってしましました。また自分のショートカットキーのデータも配布したいと思います。

今回触れたのはあくまで僕流です。人によって使うコマンドは異なってくると思うので、よく使うなーっていうコマンドを自由に登録して自分にあったショートカット配置を作ってみてください!

今回はショートカットキーのみでしたが、次回以降マクロやエイリアスについても触れていきたいと思います。マクロ?エイリアス?なんだそれとなる人は必見です。

以上、ショートカットを登録しよう編でした。


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