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2024冬 北海道滞在最終日






いよいよ最終日となりました。




朝起きると

律子さんやクレマ、ジャックが朝食を用意してくれていました。

律子さんは韓国生まれの方です。今はもう日本人なのかな?

それはもう分からないけど、生まれも育ちも国籍もバラバラの僕たちが同じテーブルに座って美しい景色と暖かい暖炉の前でみんなで朝食を食べる。

控えめに言って、最高かよ!



「また会いに来るねーーー!!!」



と言ってみんなとお別れして、車で移動しながら「最高だったねー」と彰夫と二人で律子さんやクレマやジャックの事をずっと話していました。



田中「あ。しくった!1時間出る時間間違えてた!」



本当は律子ハウスから旭岳に行ってお礼参りをしてから次の目的地に向かうはずが、時間を間違えてしまったのです。。。

仕方なく旭岳は一旦飛ばして、次の予定先に向かいました。

少し時間があったので東川町のカフェに入ると

まじかよ!?全然関係ないのにまさかの「しゅまり饅頭」と「しゅまり洋かん」が売っていたのでそりゃ買うでしょ!!


おいーーー。

朱鞠が招き猫しとるがなぁ。

もっとるわー。

とか言いながらカフェで一仕事しておりました。


次なる目的地は、東川町にあるソックス専門店の

『YAMAtune』さん。

実はYAMAtuneで働いている松野さんに撮影時山岳ガイドとしてお手伝い頂いた御恩がありまして。何か東川町の為になるような事が莉の対でできないか?と考えて、YAMAtuneさんとコラボしたい!と思ったのです。


何よりも、『YAMAtune』さんがお洒落マックスなので、僕が単純にファンになっただけなんすけど 笑


ほら。

ソックスで作った可愛らしい動物達


莉の対とのコラボ商品の打ち合わせをして参りました。

素敵なものが出来上がること間違いなしです。

映画館に来る時は、映画の内容だけではなく、皆さんに楽しんで頂けるよう様々な趣向を凝らしてお迎えしようと思っています。

グッズもそのうちの一つです。目にも心にも楽しい莉の対でありたいです。




そして。


沢山沢山お世話になりました、東川町への受賞ご報告。

菊地伸 町長
市川直樹 副町長

菊地さんは、実は僕が初めて東川町にやって来た日、たまたま廊下を通りかかった菊地さんを大塚さん(写真家&登山家)が紹介して下さったんです。

あの頃はまだ菊地さんは町長ではなくて、僕もこの人誰だろう?と思いながら

「お願いしまーーーーす!」

とか何をお願いしてるのか分からないまま何かをお願いした記憶があります 笑


菊地さんも「はーーーい」とか言いながら、この子は誰なんだろう?と思っていたに違いありません。


そんな菊地さんがいつの間にか町長になられており、今日僕たちを激励して下さいました。そこで僕たちは

「お願いしまーーーーす!!!」

と、相変わらず何をお願いしているのかも分からないまま何かをお願いしてきました 笑



お願いします万能説。





もう役場では会うことができないのですが

ここで改めて、松岡前町長にもお礼を申し上げたいと思います。


松岡前町長は僕と初めて会って話し始めた数分後に

「じゃあ東川町が君をバックアップしますね」

と僕自身が面食らうような判断力で予想だにしていなかった言葉をかけて下さいました。




持ってる人は違いますね・・・

結果として、僕たちは東川町のバックアップを受け

奇跡的な撮影を旭岳で果たし

映画を完成させ

グランプリを頂くに至りました。

先見の明が過ぎるぜ!!!



これからも東川町との繋がりを大切にしたいと思いました!





そして。

ワンチャン行けるぞ!!!旭岳!!!!!

ということで旭岳にワンタッチでもしてこよう!という事で、二人で車を走らせ旭岳に行くことにしました。


旭岳へのドライブウェイは相変わらず最高に綺麗で、いつも感嘆のため息がもれます。

麓に着くと、お世話になっている旭岳ロープウェイのワカサリゾートさんにご挨拶をしました。するとロープウェイで上に行って来なよと言って下さって

ご招待ウェーイ!


さらに、「まじかよ」という情報を従業員の聞かされました。


「今日は朝から暴風でロープウェイは運休してたんですよ。で、ついさっき風がピタッと止んだんで再開したところなんです」






ま?


もちすぎ注意報じゃね?


旭岳が俺たちを呼んでるぜ!!!!!






ドキドキしながらロープウェイで山を登って行くと


そこには真っ白で、でっかい旭岳が僕たちを待ってくれていました。





やったぞー!



2022年の春に初めて旭岳を拝み

2023年1月、ロケハンのための初登頂の時は暴風雪のホワイトアウトで一切の追随を許さず

翌日の撮影本番では、奇跡の晴天。人生で見たことがないような種類の青い空と無音の音を聴かせてくれて

2023年11月には、映画の完成と映画祭へのノミネートの報告、そして「グランプリに向けて、僕にもう一度奇跡をみさせて下さい」とお願いに行きました。

そして今日。

改めて受賞の報告とお礼を。

正直、もう望むものはないけれど、でも、

「僕たちにもっともっと色んな世界を見せて下さい」

とお願いして来ました。








カムイミンタラ。

神々が遊ぶ庭。



神様、もう少し僕たちと遊んでくださいね。

















おまけ。

規模ちっさ

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