2023年の後半、割高な米国株はこれから大きく下落するという設定で9月13日考察してみた。

TMF全力の為、後1年~2年はすることがなく次の大相場に向け、勉強する毎日で書籍も読み終わり暇です。

そこで米国株が今から大きく下がる!という“”勝手な設定“”を決めてそれについてどんな

要因があるかマクロ的に考察してみるという企画です。

今回は当たるか?当たらないか?という次元の話ではなく大きく下落するという設定で話を進めていくのでエンターテイメント的な感じで見てほしいと思います。

ではいきます!!

①金利が上昇したにも関わらず株価は割高
基本的な投資の教科書では金利が上昇した場合、米国株は下がるというのが鉄則です。

理屈としては金利が上がると、 相対的に預貯金や債券などの利回り商品の魅力が増すため、株式は売られる傾向にあるというのがロジックです。
さらに、金利が高くなるとPERが低下し投資魅力が低下すると言われています。

バフェット太郎の動画では金利と株価はシーソーの関係とよく言っていますが

“過去相場ではそんなことはないです”あれを信じるのは何も知らない初心者だけです^^

続いて
現在の株価、金利と過去を比較するとこうなっています。

2023年9月13日
S&P500;4,400ドル代
10年債利回り:4.2%

2022年4月4日
S&P500価格4400代
10年債利回り2.7%

10年債利回り1.5%の差があるにも関わらず、同じ水準の為、“金利に対して割高”となっています。
決算やAIブーム、楽観、債券市場が死んでいるなど要因はありますが金利に対しては割高となっているのが現在です。
下記はS&P500のチャートになりますがこれを見てわかるように金利を無視して価格は上昇しています。


続いてこちらが10年債利回りの金利になります。


つまり金利が上昇している為、株価が下落しないとおかしいということです。

②マネーサプライの急激な減少
マネーサプライとは市中に存在する預金と現金の総量で、グラフを見る限り急激な下落をしていることから2020年から始まったコロナ緩和で得たお金が無くなっている事を表します。


③マネタリーベースの減少
マネタリーベースとはFRBが世の中に直接的に供給するお金ですが直近下落トレンドである。


結論:FRBが2008年以降最大の利上げをしている為、FRBからの供給も減少し、預金は減っている。その為、米国の金利は上がっているのにも関わらず、株価は現状を維持していることから米国市場が間違えで債券市場が正しいと判断される。よって適正価格まで下落する。
 
下落設定からの考察は以上になります。
 
今回は設定を決めての考察でしたが・・・・・なるほどって思った方はインフルエンサーの言葉を鵜呑みにしやすい傾向にあるので注意が必要です^^
 
実際、下落するかもしれませんし、失業率が悪化して利下げ圧力が強まり、金利が低下することで株価があがるかもしれません。
 
結局の所は未来わからないということになります。
 
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読んでいただきありがとうございました^^
 
 


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