見出し画像

届かないアナウンス

先日、帰宅時の駅でのこと。外国から来た旅行客らしき4人の家族連れが自動改札のところにとどまり途方に暮れていた。どうやら切符が出てこないとのこと。この駅、反対側の改札には駅員がいるけど、こちら側にはいないため代わりにインターホンで駅員さんを呼んで、無事切符が取り戻せて一件落着。
改札では「駅員に用事のある場合は、こちらからお話しください」と何度も何度もアナウンスが流れている。しかし、流れる日本語は彼らには届かない。
その後行き先を聞いて、駅員さんと乗り換えルートを相談して伝え、方向は逆だけどホームが一緒だったのでエスカレーターを一緒に降りました。帰宅時で混雑していて家族が一緒の乗降口から乗れず、分かれて乗ることになってちょっと気の毒でした。
最近、駅のホームでは何メートル先に男性用のトイレ、とか目の不自由な方へのアナウンスを流している話も聞きます。多言語対応は難しいとしても何か案内表示の工夫ができたらよかった。
インバウンド拡大をもくろむはずが、がっかりした経験をお土産にさせてはいけないなと思いました。

SDGsではゴール「10.人と国の不平等をなくそう」に関連する内容ですね。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?