見出し画像

【展覧会レポ】エドワード・ゴーリーを巡る旅展 @ 松濤美術館

こんばんは、現在松濤美術館で開催中の『エドワード・ゴーリーを巡る旅』展に行ってきました!

◆公式サイト

私がエドワード・ゴーリーと出会ったのは絵本を毎月読んで感想を上げていた頃。そう、『うろんな客』の表紙に一目惚れしてしまったんです。。。

元々、ティム・バートンやベルナール・ビュフェなどの黒と線が強い絵のタッチが好きということもあり、すぐにゴーリーのタッチの虜となりました。そして、彼の絵本にはどこかダークな面が残るのも魅力的でした。しかし、彼の絵本を他に読んだことがなかったので、この特別展で様々な作品に出会えることを楽しみにしていました!

エドワード・ゴーリーという人

※撮影はすべて著者によるものです。

今回の特別展では、エドワード・ゴーリーの生涯を追いながら代表作の貴重な原画を観ていきます。

幼少期のスケッチや、中学生時代に作成した作品など、黎明期から才能が溢れまくっているのがわかりますのでお楽しみに!

個人的に気になったのは、『不幸な子供』。会場には絵本を読めるスペースもあるので初見にも優しかったです(笑)。この本を読んでみたのですが、本当にアンラッキーを越える不幸な子供の姿が描かれています。でも、なぜか、愛着を覚えてしまうんですよね、、、。中毒性とはこのことでしょうか。。。


ニューヨークシティバレエ団が大好きでニューヨークに住んでいたり、晩年はマサチューセッツのケープコッドで地元の演劇セットデザインなどを手掛けたり、マルチに活動していたことも知りました。

図録も買ってきたので、またゆっくりゴーリーワールドを堪能したいと思います。彼の著書を順番に集めていこうかなぁ。とにかく世界観にどっぷりつかれる、まさに旅しているような素敵な展覧会でした。

展覧会は6月11日まで渋谷区立松濤美術館で開催中です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

※執筆にあたり、解説パネルやチラシなどを参照しています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?