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スーツケースミニテーブルの作り方

遠征のイベント出展で、ブース内で邪魔になりがちなスーツケース。それがテーブルになったらいいのでは!?
という素晴らしいアイデアを布花作家のエトさんにいただきまして、設計アイデアを出させていただきました。
他の作家さんにも参考になるならとエトさんからご許可いただきましたのでしたためます。

エトさんのXのポストはこちら。
布花作品も素敵なので是非合わせてご覧ください。
https://x.com/at_etoiles/status/1803626740662804890?s=46&t=PqtSpI5LV4QevXg3qWRaDw

基本的な構造はベニヤに荷締めベルトをつけるというもの。

材料と道具

【ベニヤのサイズ】

ベニヤは1〜2cm程度スーツケースより大き目の方が布にしわがよりません。
厚みは10mm以上。
ホームセンターで買うと大抵のところでカットしてもらえます。(1カット50〜100円くらい)

【角材】

図の黄色と緑の2種。
黄色は縁取り用。布をつけます。
緑はガタ付き防止。
角材の接着は木工用ボンドでOK。
カットはホームセンターでしてもらえます。

【布】

サイズは
幅:スーツケース1周分+重なる部分10cmくらい+縫い代左右で3cmずつ
高さ:スーツケースの高+に角材の高さ+ぬいしろ(上側はなくてもいいかも)
ぬいしろは縫えないなら裁縫上手などの布用ボンド使うのもおすすめ。
デザフェスなど防炎の規定がある場合はそれに準じてください。

【荷締めベルト】

長さはスーツケースぐるっと巻ける長さに10cm以上の余裕を見た長さ。
留め金はいくつか種類があると思いますので予算と使い勝手で決めてください。

手順

【角材を貼る】

縁取り角材とがたつき防止角材を木工用ボンドで貼ります。
スーツケースの上に角材を乗せて、ボンドを上面に塗った上に板を乗せてそのまま乾くまで放置。
※ないとは思いますが、うっかりスーツケース本体に貼り付けないようにしてくださいね!

【着色】

ベニヤに着色する場合は、ベルトをつける前の方がやりやすいと思います。
百均で済ませたいなら、ダイソーの色付きニスや塗料がおすすめ。
ホームセンターで買うならペンキは水性のものがおすすめです。

塗料に関する記事もあるので雰囲気合いそうな方は(アンティーク、シャビイシック、ナチュラル系)よかったら。

【ベルトの固定】

ベルトはエトさんはタッカーでとめていますが、できればネジを使った方が頑丈かもとのこと。
ネジだけだとベルトの編み目の間から抜けてしまうので「ワッシャー」を使ってください。
ホームセンターで手に入ります。
ねじはワッシャーを突き抜けない大きさのものを。
クリアファイルなどを切ってワッシャーがわりにしても大丈夫。

【布の固定】

タッカーで留めて、強度が気になるならネジと併用。

つけ外ししたい場合はマジックテープを使うのもいいかと思います。
マジックテープはミシンや手縫いに自信がなければ粘着式のものを使います。
木に貼っても多分剥がれてしまうので、ボンドとタッカーで固定すると確実。

エトさん作成されたものの完成のお写真がこちら。

多少不安定さはあるそうなので壊れ物などは置かない方がいいですが、ちょっと食べ物置いたり、お会計に使ったり。とっても便利そうです。

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