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アンティークっぽくできる塗料

什器や家具を作るときに色や質感は雰囲気を決める重要な要素!今回は私が愛用している塗料のご紹介です。

◆ワトコオイル

https://www.hoxan.co.jp/watco/products/oil/

前回記事でも紹介しましたが、木の風合いをいかしたいときにおすすめの塗料。ペンキと違って塗膜を作るのではなく木に染み込むのが特徴。

・メリット
木目が出せる。出したい雰囲気に合わせて色が選べる。混色できる。ムラが目立たないので初心者でも失敗しにくい。保存性がよく、しっかり蓋をしておけば1年以上もつ。

・デメリット
オイルなので乾くのに時間がかかる。下地の色が出てしまったり、染み込みやすさに違いがあるので使用する木材によって発色が変わる。塗膜ができないので防水性は低い。(多少ははじきます)

塗る前の木材
(左下はSPF、右上は百均のすのこ)
ダークウォルナット塗装後
ダークウォルナットとエボニー混色で塗装
ヘッダー写真のカウンターテーブルのように
艶を出す場合はニスを塗ります
(ウレタンニス使用)

◆ミルクペイント

https://turner.co.jp/paint/milkpaint/
水性塗料は色々あるんですが、私はこちらの商品気に入っていてよく使います。

・メリット
入手しやすい。(ネットでも買えますが、ちょっと足りなくなったというときに店舗ですぐ買える方が便利です)色が彩度低めで落ち着いたおしゃれな仕上がりになる。水性で乾くのが早い。色数が豊富。乾くと耐水性が出るので多少濡れても平気。
メディウムも種類豊富でクラック(ひび)や漆喰風など質感も変えられる。

・デメリット
二度塗りしないとムラが出る。(面倒だし乾燥時間延びる)、ビビッドな色合いを求める人には不向き。刷毛で塗るとムラになる。(ローラーがおすすめ)

色を塗っただけの状態
アンティークメディウム加工後

◆アイアンペイント

https://turner.co.jp/paint/ironpaint/

機能や値段はいいんだけど色や質感が気に入らない!という時に、これを塗るだけでお手軽にアイアンな質感に。プライマーを使えばガラスや金属などにも使えます。
塗るときは刷毛でトントン叩くようにして塗ると質感が出ます。

・メリット
技術がいらないので初心者でも大丈夫。色が選べる。マットな質感になるので落ち着いた雰囲気になる。

・デメリット
所詮は塗っただけなので強く引っ掻いたりすればハゲる。広範囲に塗るのは結構大変。ちょっとお高い。刷毛が必須。

塗布前
塗布後(ブラウン)

ꕥオマケꕥ
使ったことないけど気になってる塗料

◆ブライワックス

https://www.thegallup.com/how-to/briwax
ワトコオイルと似たような仕上がりになります。液体ではなく半練り状のワックスなのでたれないのはいいが量の割にお値段が高い。売ってる店もワトコオイルより少ない。
聞いた話では乾きにくく、拭き取り作業が面倒なんだとか。塗り込むのに力もいるそうです。机や椅子より小物向け?

◆アンティークワックス

https://turner.co.jp/antiquewax/

こちらもブライワックスと同じ感じらしい。


◆バターミルクペイント

https://vividvan.co.jp/product/buttermilkpaint/

名前が似ているがミルクペイントとは別メーカーのもの。色味なども似ている。ミルクペイントより売っている店は少ない。


◆Jカラー

https://www.turner.co.jp/brand/jcolour/jcolour/

ミルクペイントと同じターナー色彩さんより。素敵な色味で色数がめちゃくちゃ豊富。200色あんねん。





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