オススメのすゝめ
(約1500字)
そういえば2024年度前半に一万円札が福沢諭吉から渋沢栄一に変わるそうですね。
紙幣は1984年から20年周期で変わりましたが福沢諭吉は継続で1984-2024年まで40年間一万円札の文字通り顔だったわけです。
まだ渋沢栄一の1万円札がしっくりきてないけど実際流通すれば慣れていくんですかね。ということで今回はおすすめの話です。
オススメってどういうときにしますか?
①なにかを売り込むとき(仕事関係)
②効果があって是非他の人にも教えてあげたいとき(いわゆる口コミ)
③今こんなものに興味がある、好きだ
(自己紹介、自己開示)
ざっくり分けるとこんな感じ。
結論から話すと③の対個人に近い自己開示を含めたオススメをもっとしたほうがいいんじゃないかな~って話です。
考えて文字打ちながら思ったんですけど
②は"あなた"にとってオススメたる理由。
③は"わたし"にとってオススメたる理由に近い。
興味と話の矢印を相手だけでなく自分に向けながら話すと良いと思います
(言うは易いがこれが難しい)
オススメの憂鬱
こちらから
「これ、良いっすよ!オススメです!!」
これはいいんですよ。話したいことがこちらにあらかじめあるわけですから。
答えに窮してしまうのは相手からいきなりオススメを聞かれた時。
オススメにはオススメ足る理由がなにかいるんじゃないかと勝手に思ったり
この人はどれくらいの熱量で聞いてるんだろうって思ったり。
なんとなく聞いただけかも知れない。頭の中グルグル。
相手にとってこちらが出来る100%の回答が出来ないと判断して
特にないですねと答える。
話はそこまで。終了。
これはある意味傲慢なことで相手のこと勝手に自分で推察して中途半端なことは言えないからそこで終わりにしたということです。
100%(点)は無理そうだからと0%(点)はもったいない。
なにか答えたら話は広がるかも知れない。
繋がりのある違う話になるかも知れない。
会話の糸口を探していただけかも知れない。
相手が面倒で今はそれどころじゃないならマイナスよりましな0点回答もいいかと思います。
自分が思っているほどに人は話をきいちゃあいない
たいしたことや自分に関係するところでなければ前のめりで聞いてくれるとは限らない。
騒がしくないところでさえも異口同音や聞き間違い、覚え間違いあり、それをいちいち聞き直すわけでもなく流されたり、他に考え事をしていて上の空だったり。
これは話し手と聞き手のどちらが悪いということではないと思っていて
こちらの話し方や筋の通し方が良いようには言えなかったり(聞こえなかったり)するわけです。
ある日 ビル街の中 2人組のこどもに 出会った
森のくまさん風にするために事実を曲げるところでした。正確には子供2人と連れているお父さんとすれ違った、でした。
「お昼どうするー?どこ行きたい?」
こども1「俺なんかはここがおすすめかなー(指差しながら)」
こども2「じゃあ俺はこっちで(指差しながら)」
この出来事があってもっと気軽におすすめしても良いと思えるようになって
このオススメのすゝめなんて書いてしまっているわけです。
いまいち伝わらないと思うので補足します。
ズンズン歩いてどう見ても初見のお店をおすすめだと言ったり
聞かれたことを自分で決めたことに対して微笑ましいやらハッとするやら。
そうそうオススメはこんな感じでいいんだなと思ってしまいました。
多くのことには理由があるように、説明には納得させるだけの理由が要るように考え込んでしまう。ずいぶんと頭が固くなったもんです。
---まとめ---
1.違っていても素直に思ったことを言う
2.完璧に伝えることにこだわらない
3なにかをオススメする(ある種の自己開示)ことがきっかけになって思わぬことが起きるかも知れない
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