#自己肯定感向上プロジェクト

ここ1か月のトレンドワード『自己肯定』。

他者との比較をやめ
ありのままの自分を受け入れ
いま持っているものに感謝し
自分軸でモノを考えるようになる

個人の意見ですが、極上の価値観だと感じています。

考え方を学んで生活に取り入れてから、なんとまあ生きやすくなったことか！！！

関連図書は4冊。読んだ順に。

10年婚活理論　4か月で結婚するか？ 10年後も独身のままか？／マミィ

約1か月前、婚活仲間の友人から勧められて本屋で2－3ページ読んだ際に「自分に足りないのはこれだ」と確信を持ったことがすでになつかしいです。最初にハートをわしづかみにされたパワーセンテンスを紹介させてください。

『まずは自分が自分を幸せにする！と決めて読み進めていってくださいね。』

お分かりでしょうか。『幸せになる』ではなく『幸せにする』んです。ほかでもない自分が。

もう一つだけ。次のページ『まずは自分と結婚しましょう』の項にさらなるキラーセンテンス。

『自分と結婚するというのは、どんな時でも自分に寄り添って、自分の味方になること、自分の価値を認めること、すべての自分を受け入れること、自分のすべてを許すことだと私は理解しています。』

もう、ここまででひと泣きしました。凝り固まった心を解きはじめるきっかけづくりに必要だったページ数、わずか6ページ（冒頭のプロローグと目次は読み飛ばしたため）。
ここから先、厚い角質のようなものに包まれた心を前から横から後ろからやさしくほぐしていただき、1冊読み終わった段階でかなり自己肯定感が高まりました。

以下、Amazonの紹介文です。

10年間婚活に苦しんだ結果見つけ出した9人のイケメンに告白されて4か月でプロポーズされる方法。
自己否定ばかりで自信が持てず、自分の人生に希望が全く持てなかった恋愛しくじり痛い女・結婚崖っぷち女だった著者が、
38歳の時、思考のクセを変えただけで、3か月で9名の男性に猛烈なアプローチを受け、
その中の運命の男性とクリスマスイブからのお付き合い4か月後にプロポーズされ、最高にハッピーな結婚をすることができた。
どうやって「幸せな結婚」を手にすることができたのか、
婚活しないで結婚する方法を自分の経験から体系化。
幸せな結婚するための最強マインドを伝授する。

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恋愛自己肯定力 LESSON　「私なんて」フィルターを外す38のヒント／Kana

前著で自己肯定感を高めることが与える自分自身のいい変化について確信を持ちながら読み始めた本書も、前著と同じ友人からの勧めで購入した本です(同時に購入した)。この本はさらに早くキラーセンテンスが登場。最初の1ページ目で心をわしづかみにされました。立て続けに紹介させてください。

・恋愛というのは、頑張れば頑張るほど逆効果
・「恋愛って、頑張るものじゃないんやで」
・自分自身が「頑張らない自分」を許せない
・「自己肯定感」を高め、ありのままの自分にOKを出せるようになれば、頑張っていない自分でも受け入れてもらえる、という安心感を得られるでしょう。
・「頑張っていても、頑張っていなくても、私は愛されていい」

どうですか。ここまで5ページです。
ここから本編がはじまり、ひとつひとつ丁寧に38のステップを踏んでいく私の手をやさしく引いてくれるんです。控えめに言って最高の本だと思いましたね。この本を読んだ段階で心の鎧がほぼ落ちた感覚がありました。

以下、Amazonの紹介文です。

SNSをフォローしたら彼氏ができた！　結婚できた！　と話題の恋愛、婚活論が書籍化！
愛され続けるためには「私なんて」フィルターを外し、運命の人と出会える恋愛自己肯定力を身につけることが必要だった！
20代後半に結婚すると決めてから、尽くされていた相手に逆プロポーズしたのに玉砕、結婚前提に付き合った彼からは「二度と会わない」とフラれ、尽くしすぎた相手にも逃げられ、全てを受け入れてくれた彼に結婚を迫りすぎてドン引きされ…。
孤独感と自己嫌悪に陥り、もう一生独身なんだ・・・と絶望の末、引きこもり生活まで経験。そんな著者が、自己肯定感を高めたら、運命の相手に巡り合いゴールイン。
本書では、婚活で大迷走し、結婚まで７年かかった著者自身の経験をもとに、「私なんて」フィルターを外し自己肯定感を高めることで、運命の人を引き寄せる方法論を大公開します！
いつも相手に合わせすぎてうまくいかない、このままじゃダメだ、もう一生ひとりかもしれない！
そんな負のスパイラルに入り込んでしまったあなたに伝えたい！
頑張らなくても、合わせなくても、いまのあなたを大切にするだけで運命の相手に出会える！　ずっと愛され続ける！

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僕は僕のままで ／タン・フランス（安達眞弓 訳）

正確には前の2冊と同時並行で読んでいたのですが、自伝は文章量が多いので読み終わったのは3番目となった本書。今年見た作品の中でぶっちぎりNo.1の『クィア・アイ』の出演者、タン・フランスの自伝です。
クィアアイに出ているタンは憧れで目標で私の中で完ペキで聖人君子のような存在。でも、そんなタンは私と同じひとりの人間で、悩み・迷い、時に失敗をしながらいろいろなことを学んで今の姿になったのだと当たり前なんだけど、そうなんだということを知ることができた本。完璧に見える今も、いろいろな葛藤やジレンマを抱えて生きていると知ってますますタンを好きになったし、タンがタンのままでタンらしく生きているように、私も私のまま私らしく生きていこう。と、前2冊で勉強したことが腹落ちするきっかけになった本です。

以下、Amazonの紹介文です。

５人のゲイが依頼人の人生を変える！　エミー賞を2018年には３冠、2019年には４冠と、連続受賞を果たした世界的人気リアリティ・ショー『クィア・アイ』。その出演者＜ファブ５＞のひとり、ファッション担当タンがはじめて語る、過去と今、差別と多様性、自分らしさを貫く生き方とは。軽妙なブリティッシュジョークに満ちた、愛すべきエピソードの数々。

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心のザワザワがなくなる 比べない習慣／玉置妙憂

たまたま立ち寄った本屋での運命的な出会い。ここまでに読んだ3冊が引き寄せてくれたとしか思えないこの本は、この自己肯定感向上プロジェクトを締めくくるにふさわしい素晴らしい本でした。

『普通の幸せでいいから、せめて人並みの幸せを手に入れたかった』

これは、病で死期が近づいている女性のことばですが、今まで何度この言葉が頭をよぎったか。口にしたことか。『具体的な比較対象があるわけではないけれど、世間一般のイメージと自分の人生を比べ』て悔やんでしまう。比べて後悔。まさに。

『誰が決めたかわからない「普通」や「世間」、「人並み」などという幻想の檻にしばられて、自分で自分の人生を窮屈にしています。
そうではなく、他人や世間と比べず自分自身で心を満たせることができれば、人生はもっと生きやすいものになるのではないかと感じさせられます。』

著者の玉置妙憂さんは現役看護師の僧侶ということで、ご自身の経験と仏教の教えを交えながら主題を紐解いていくわけですが、これがまあお腹にやさしいのです。押しつけがましさは一切なく、それでいて的確に沁みるポイントをついてくる。やさしく手当てするように。

『比べるの招待は慢』という項で紹介されていたすべてに優劣がないという『山川草木悉皆成仏』という仏教の考え方、「慢」という人間が持つ煩悩、「知足」という戒めのことば。これ以外にも上げたら始めたらキリがないほどの学びがある本です。なのであと一つだけ、「内観」について。これはほんと今まで経験したことのない新メソッド。言葉で言い表せない出会い。

『自分の行動の根本のところにあった本当のものはなんだったのか。あの言葉の裏側にあった、自分の本当の気持ちはなんだったのか。ただそれを見る、という行為です。（中略）そして、気づいたら、「そっか、そうだったのか」で終わり。そこでまた追いかけていくとつい反省してしまいますから、そこで終わりにしましょう。』

反省するのではなく、自分の気持ちを見つめる。自分の気持ちに気づく。もう一度言いますが、反省はしない。反省はしないのです。なんと・・・！
今まで「PDCAサイクル」をプライベートでも回しまくっていたのですが、これが人と比べることを助長して、自己肯定感の低さを生んでいたのか。うなり声を出しそうになるほど「なるほど・・・・」な教えでした。

そこからの第3章、『比べる自分から逃れる「リセット」する習慣』 は本当に一読の価値ありです。個人の感想ですが、生きづらさから解放されました。持たなくていいものに気づき・手放すきっかけを得て、生きることが軽くなった感覚。もちろん生きることは単純じゃないので100%解放されたわけじゃないですが、間違いなく軽くなりました。

あんまり良さが伝わらないですが、以下Amazonの紹介文です。

子どもの頃は兄弟や同級生と比べられ、社会に出れば同僚と比べて評価され……。
「比べられる」ことが嫌だと思っていたのに、気づけば自分の子どもとよその子どもを比べて一喜一憂したり、
同僚と自分を比べて勝手に嫉妬したり落ち込んだりしていませんか。
本書では現役看護師であり僧侶でもある著者が、「比べる」→「落ち込む」の無限ループから抜け出すコツを紹介します。
実は、比べることは「慢」といって、仏教では煩悩のひとつ。
人間である以上、比べる「慢」の煩悩を完璧になくすのは難しいのですが、人と比べて嫉妬したり落ち込んだりする「悪い比べる」を減らし、
心が満たされる「いい比べる」を増やすことで、毎日をよりおだやかに生きていけます。

購入はこちらから⇒リンク

最初は婚活切り口の狭い視野で始めた「自己肯定感向上プロジェクト」でしたが、わずか数千円で人生観が変わりはじめました。やっぱり本っていい。

30年以上かけて築き上げた習慣はそう簡単に変わらないので、また頃合いを見て2周目行きたいと思います。

プロジェクトも婚活もTo be continued...