うつと大学時代

緑青さん、長くても大丈夫だと思います!私の場合は話がガラッと変わるなーと思って前後編投稿しただけですので!

なんだか夜中に目が冴えてしまったので、noteでも書こうと思う。

私も実はうつを経験している。というか、闘病真っ最中だ。私は職場の人間関係のトラブルから適応障害を発症した。仕事のメールが来て、一定のリズムでスマホが震えるたびに私も震えと涙が止まらなくなるほどだった。
ありがたいことに、非常勤でありながら部署移動をさせてもらい、それですぐ良くなるかと思ったら治らなかった。
仕事で忙しくしていれば悪いことを考える余裕もなくなるかと思い、仕事を多めに入れたが、それは私に関して言えば間違いで、より悪化させることとなった。本当に今よく生きているな、と思うレベルである。今は仕事のバランスも調整できており、一時期よりは落ち着いたが、ふと思い詰めることもまだまだある。

もともとよわよわな性格だったのも大きかったのかもしれない。よわよわな性格のきっかけを振り返ると、実は学生時代の中でいちばん楽しかった大学時代にあると思っている。

中高とあまり学校になじめず勉強ばかりしていたので、それなりにいい大学に入学することはできた。
そこで出会ったのは、私が勉強の代わりに犠牲にしたと思っていた、友人や恋愛関係もうまくいかせている人たちだった。
私は中高時代に経験すべきことを経ずにここまで来てしまったのでは。もともと短気な性格なのを悩んでいた私は、ここで「勉強」だけでなんとか持たせていた自己肯定感を大きく失った。
大学ではかけがえのない友人に出会えたが、その分自分を卑下することも増えていったように思う。

話は大きく変わるが、私はジャニーズアイドルNEWSの大ファンである。加藤シゲアキ脚本(それ以外もやっていた)の舞台『染色』も好きなのだが、その中にこんな一節があり、とても印象に残っている。

「可能性が広がっているときは、一方で閉じていっているときでもあるんだよね」

『染色』より

もしかしたら一言一句は正しくないかもしれないが…

大学時代は私にとって、可能性を開きながらも閉じていった時代だったのかもしれない。大学を卒業してもう6年以上経つが、それをいまだにひきずっている私。

(しあん)

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