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ある日の記録。

朝5時に目が覚める。
起きるには早すぎるし暗すぎるので目を閉じる。

目を開けたら朝6時半。
あぁ、今日は起きられるなと思い立ち上がる。

トーストとバナナと紅茶が朝食。
最近トーストが好き。
昨日は8,000歩あるいていたよ、と父が笑う。

いつもより早めに家を出る。
道はいつも通り渋滞だらけ。
音楽をかける気にならず、無音で運転する。

職場でメールチェックをする。
ほかにやることがないのであっという間にやるべきことが終わる。
仕方がないので仕事に関する本を読んで過ごす。

昼ごはんは今日も弁当。
最近母が張り切って夕食を作り、その残りを弁当にするので、なかなか好きなものを食べに行けない。
たまの外食も楽しみにしたっていいじゃんね、と思いつつ、その分節約節約と言い聞かせる。

少しずつやることを見つけては潰していく。
たまにミスをして謝る。
やることがない時は本を読む。
突然休むから当たり前のことなのだが、仕事を任されることがないというのはつらいことだ。

定時に上がる。
今日は1日出勤できたので自分にご褒美、とトールサイズのスタバ無料券で「ハニーウーロン茶ティーラテ」なるものを頼み、ウキウキで車まで帰る。
飲んでみたらイマイチだったが、仕方がないので空にするべく飲みながら帰路を運転する。

夕飯はカニクリームコロッケと白菜のサラダと納豆ご飯。
カニクリームコロッケにマヨネーズをかけるのはめちゃくちゃハイカロリーだが美味しい。
塩漬けの白菜はサラダ油とお酢がかけてある。これも単純ながら美味しい。
納豆ご飯は卵とネギをトッピング。

夕飯は美味しいけれど、夕飯のターンに入るのは憂鬱でもある。
それは食べたら片付けねばならないということであり、片付けたら風呂に入らねばならぬということだからだ。
風呂に入るということはその後寝るということであり、その後また同じ朝を迎えて同じように働かなければならないということだ。
その日常の連鎖の一端に憂鬱レーダーが引っかかってしまうともうダメ。考えたら終わり。
その日常の連鎖に思いを向けず、何も考えずに過ごすことが一番いいということ。最近気が付いたこと。

最近あまりにも何もないからこう感じるのだろうか?
もっと非日常を感じるイベントがあれば、こう感じることはないのだろうか。

分からないけれど、今できることはとりあえず、早くこの記事を書き終えて、明日起き上がれるように早く寝ることだ。
明日はどんな1日になるだろうか。
今日と同じだろうか?
そもそも起き上がれるだろうか?
不安を感じながら、私は今夜も目を閉じる。

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