わたしの「装い」の矛盾

どうも、全くネタ出しをしていないほうの人、しあんです。
完全に緑青さんのテーマに乗っかっています、どうも。

前回の緑青さんのnoteのテーマに「装い」というものがあったので、それについて書こうと思う。

私自身は、自分の装いにうまく整合性が持てていないと思っている。整合性が持てていないというか、ことばでうまく説明ができない。

私は、自分自身を「ノンバイナリー寄りのシスジェンダー女性」だと思っている。
生物学的なもの、自分の体の性に違和感はないが、女性として扱われることがひどく苦手だ。
相手に「女性」だと思われるのも嫌だ。(ゆえに、なかなか婚活というのが難しいと思っている)
でも、スカートもはくし化粧もする、いわゆる「女性らしい」とされる格好を自らの意思でしている。(ので、よくシス女性だと思われて面倒な思いもしている)でもこれが「女性らしさ」って、ちょっと今の時代にそぐわないかしら…
そして可愛いものは苦手。リボンやハートは好きじゃない。

スカートをはくのは、それが自分に似合うとわかっているから?好きだから?好きならば、その「好き」ってどんな「好き」なのか?分解してみようとしてもよくわからない。これがうまく言語化できなくて、人にうまく伝えられなくて、実は結構困っている。

ちなみに先ほど「化粧をする」と述べたが、社会的にしなくてもいいなら、そして見栄えが変わらないならしたくない。(やっぱり化粧をしたほうが若干なりとも整った顔になるのも事実)実は最近はマスクなのをいいことに、眉毛しか描かずに仕事してるし…
化粧品は10年ぐらい同じメーカーのものだし、新しいものに挑戦したいとも思わない。友人と出掛けてデパコスゾーンにいると、興味もないし、なんだか居心地も悪くて、だいたいひとりで外で待っている形になる。

同じ理由でネイルも苦手だった。「女性らしさ」の象徴に見えていたからだ。
それが、知り合いの男性(シス男性だと本人から聞いている)が黒のネイルをしているのを見て、純粋に「素敵!」と思った。もちろん街中やテレビの向こう側でネイルをしている「男性」は見ていたが、実際に知り合いでネイルをしている人は初めてだった。
そのときに、自分の中で何かがすとんと落ちた気がした。「女性らしい」とかそんなこと気にしないで、私はネイル好きかも。それからは「女性に見られやすくなるよな」とか思わずに、ときどきネイルをするようになっている。
反面、化粧をしている男性を見ても素敵だとは思うものの、化粧好きだなとは1ミリも思わないので、本当に化粧には興味がないんだと痛感している。

さて、毎度のことながら、何が言いたいかわからなくなってきているが、
自分のあり方って、何十年も一緒にいる自分自身でもまだわからないんだなあと思う。
まあ、「わからない」ということがわかっただけでも成長かな。ソクラテスの無知の知だ。

あー、早くポケモンの新作買ってやりたいー。

(しあん)



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