【ショートショート】#34 ゴーストライター

長年、ヒット作に恵まれない売れない小説家だった僕が
ようやくベストセラーを出すことができた。



亡くなった大切な人に1度だけ会うことができる
不思議な喫茶店の話だ。



一生懸命書いた自信作だったが
今までの作品とのクオリティの差が激しく
ゴーストライターが裏にいるのではないかと疑われた。



もちろんゴーストライターなどいるわけがない。
僕が取材や調査をきちんとした結果だ。




それにしても
あの人に協力してもらって本当に良かった。






実体験に基づく情報なのでリアリティが違う。

物書きになりたいという夢を叶えます