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パンチドランク・ラブ

初ポール・トーマス・アンダーソン(PTA)作品。

一昨日観たんだけれど、特に感想みたいなものが全然出てこず…
それはなんでなのか考えてたら、いい表現を思いついた。
これは映画というより美術作品みたいだということ。
特に何か訴えてくるものがある訳でもなく、作り手さんの内なるものの表現の一つであり、自己完結しているもの。

そんな美術作品を存分に見せつけられ、受け入れて存分に感じ、この監督さんの作品は一通り観てみたいなと思った。

色や光の使い方が印象的だった事を思い出した。
特に序盤の朝の光の差し方がすんごく綺麗で…感傷的な気持ちになってしまうくらいに。
それから、意味がありそうで無さそうだけど印象的なアイテム達。
めっちゃお洒落なトイレのスッポン、プリン、電話、そして壊れたオルガン。
色や模様がぐわんぐわんなるシーンはなんとなくファンタジアを思い出させた。

バリーとリナ、お互いに「本当は◯◯だったんだ」と白状のし合いが続いて、全てさらけ出したのちの最後のリナのセリフなのかなぁと私的に解釈した。

おしゃれ〜

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