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ローカル・ゼブラ企業(オープン社内報#144)

ローカル・ゼブラ企業という定義にキュンとしました。

みなさんこんにちは。齊藤です。
ローカル・ゼブラって聞いたことありますか?
今後社内ではちょいちょい出現するワードなので、
是非皆さんにも覚えておいてもらいたいと思います。
冒頭キュンとしたと書きましたが、
なんでキュンとしたか理由をまとめておこうと思います。

まずもって、ゼブラ企業とは?というところから。

ゼブラ企業は、
2017 年に 4 人のアメリカの女性社会起業家が提唱した概念であり、
時価総額を重視するユニコーン企業と対比させて、
社会課題解決と経済成長の両立を目指す企業を、
白黒模様、群れで行動するゼブラ(シマウマ)にたとえて命名されている。インパクト投資は、
一定の「投資収益」確保を図りつつ、
「社会・環境的効果(インパクト)」 の実現を企図する投資であり、
「効果」と「収益」を両立させる戦略・因果関係等を
特定する点で特徴がある。

経産省中企庁 https://www.chusho.meti.go.jp/keiei/chiiki_kigyou_kyousei/2024/20240301_02.pdf

ということです。
これは中企庁が取りまとめたレポートで、
地域において社会性を持つ企業群にとっては、
非常に背中を押される内容となっています。
私たちグループの殆どの事業も、
ソーシャルセクターにおけるリーダーとして
様々なチャレンジをし続けてきました。
観光・農業・6次産業・飲食・移住定住
まちの人事部・教育・グローバル etc…
地域を牽引して、
失敗と葛藤を重ねるも
ここに存在し続けてきました。
やっていることに対して、
共感は得ることができましたが、
資本主義社会においての評価はそこまで高くなかった。
そんな状況でした。
そんな中で自分たちがチャレンジしてきたことが
肯定された。そんな感覚を覚えました。
「群れ」ってのも良いですよね。
わっしょい感が完全合致してるので。
ここがキュンポイントの一つです。

次に、
ローカル・ゼブラ企業と名乗るためには、
まだまだやらなければならないことが沢山あるということ。
これに気づかせてもらえたことの価値は大きい。
まだまだ半人前だよー!
と突きつけらた感覚を覚えられたこと。
このことにもキュンとしました。
そういうのに燃えるって変な奴ではありますが、
でも実際にそう感じたのでwww
やらなきゃリストはいくつかあります。

まずはファイナンス。
これはやらねばです!
今もお付き合いしている金融機関には
多大なご協力をいただいている。
これには感謝してもしきれない。
が、今の資本主義のルールの中では、
お金はお金の中でしか評価されない。
銀行のロジックからすると、
財務諸表をシステムに流し込んでしまえば、
それ以上もそれ以下もなくなってしまう。
ここを超えた資金調達をして、
この会社のバリューを活かした事業を
推進していく必要があります。
ここは私の頑張りどころだなと思ってますので、
頑張っていきまっせ!

そして、組織も同様ですね。
これもやらねばです!
組織を創業期、成長期、成熟期で分けて考える。
組織構造そのものが果たしてうまく機能するのか?
これはずっと考えてきたことだけど、
ばちっとはまったことはない。
でも、この事に取り組まなければならない。
採用~人材開発まで、
幅広いスキームを丁寧に設計していかなければならない。
適当にトレーニングしておけばよいわけではない。
組織の在り方も中企庁の定義では様々ある。
どれも答えではないと思うが、
メンバーが「成長」できる組織ってどんな組織だ?
皆が幸福な人生を感じてもらうため、
成長できる組織づくりを考えることができる。
これはとても尊いことだと思って、
これもまたキュンとしました。

あとはやっぱり事業の可視化の定義が最高でしたね。
確実に遂行していきますよ!

事業の可視化って、
すでにしとるやん。
って思いますよね。
ここでいう事業の可視化とは、
事業意図と社会インパクトを指します。
私たちのパーパスはある種抽象度が高いため、
もっとみんなが心から駆動させられるような
強いメッセージも必要なのではないか?
そんな仮説も持っています。
まだまだブラッシュアップ必要だぜーと思ってます。
さらには、社会インパクトに関しては、
とても新鮮でワクワクしました。
行っているビジネスが、
どのような流れを経て社会に対して、
影響を与えていくかをロジックモデル等で整理していく。
それを綺麗に可視化し、ずっと測定していく。
これまではお金だけが全てだったかもしれないが、
社会性もトラッキングしていくって素敵すぎないか?
そんなことを感じます。

ゼブラは正のインパクトの向上を目指し、
負のインパクトの低減を目指す日々のプロ セス。
という定義もあります。
これまたキュンときますね。
だって、マイナスをプラスにするという考えじゃなく、
プラスでマイナスを補うという考え、
とっても前向きじゃん!と思います。好きです。

ということで、他にもキュンポイントは色々あるわけですが、
このローカル・ゼブラ企業。
この概念に出会い、道が拓かれた感覚です!
私たちの会社は、
この枠組みをしっかりフォローしながら
成長を続けていきたいと思っています!

わっしょい!

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