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#125 彼がいうなら【書評】ニーチェの言葉

◾️はじめに

今月はベストセラー。
ニーチェの言葉です。2010年に発売されたとのこと。

◾️要約

この本はニーチェがさまざまな著書の中で話した言葉をトピックに合わせてピックアップしたものです。
そのため要約すると、どうこうというものではないと思ったので、今回はなし。

◾️感想

明るいニーチェがここにある。
とあった。
つまり今までと違う面らしい。
思想家としては暗いイメージがあるのだろうか。
私はニーチェについては初めて読んだのでなんとも言えないが、素敵な言葉を残していると思った。

思想家ってすごい。
ああだ、こうだという。
それを人は聞き、納得する?かはその人次第。

すんごいなぁ。

◾️要約(詳細)

◆1. 己について

・自分の行為は世界に響いている
 その行為がまったく何にも影響を及ぼしていないことはない
 すべての行為や運動は不死なのだ

◆2. 喜について

・この瞬間を楽しもう
 素直に笑いこの瞬間を全身で楽しもう

◆3. 生について

・人生を最高に旅せよ
 観察や経験をそのままにせず、これからの自分の仕事や生活の中に生かして豊かになっていく人もいる。
 何事も明日からの毎日に活用し、自分を常に切り開いていく姿勢を持つことがこの人生を最高に旅することになるのだ。

◆4. 心について

・疲れたと感じたら考えない、思わない
 いつものように毅然としてられないなら疲れた証拠
 また毅然として活動できるよう明日に備えよう

◆5. 友について

・四つの徳をもて
 いつも誠実であれ
 敵に対しては勇気を持て
 敗者に対しては寛容さをもて
 その他あらゆる場面は常に礼儀を保て

◆6. 世について

・世間を超えて生きる
 自分の心や情動のその都度の動きによってあちらこちらへ動かない。自分の情動という馬をうまく乗りこなすということ

◆7. 人について

・待たせるのは不道徳
 待たせるのは何も使わずに人間的に悪くさせてしまう不道徳極まりない

◆8. 愛について

・愛し方は変わっていく
 本物や真理の興味深い点を愛する さらに真理の深みを好むように 自分の深まりと共に愛し方を変えていく

◆9. 知について

・視点を変える
 古代人から見れば現代はふつうも悪なのだ。身分を超えた平等なども

◆10. 美について

・絶えず進んでいく
 どこからきたかではなく、どこへいくかが最も重要で価値がある。絶えず進め。より遠くへ。より高みを目指せ。

◾️アクション

不道徳とあった。やっぱり時間を守る!これだ!

◾️読みやすさ


日記的な文体なので読みやすいっす。

◾️ハッシュタグ

#ニーチェの言葉
#白取 春彦
#しのよしの
#フリードリヒ・ニーチェ
#哲学
#4つの徳


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