#50 天才・秀才・凡人 in your mind 【書評】天才を殺す凡人
◾️はじめに
第1週は人。コンサルタントやクリエイターなど自らの力で切り拓いている方々の本。
今月は転職の思考法でもおなじみ北野さん。
この本はてんころぼん、と略しています。(意味はありません)
◾️要約
才能は天才、秀才、凡人に分けられる。それぞれ動きが違うので、理解するとやりたいことがしやすくなる。人単位でなく、個人の中にも当てはまる。自分の中の天才(創造的なこと)を自分の中の凡人(恥ずかしいとか)が押し殺していることがある。自分の才能を信じて、努力すれば過去最高の自分に出会える。
◾️感想
捉え方、の本なのかも。人をタイプ分けし、その人間力学を理解せよと書いているので。
人や才能をどのように把握し、理解するか。
タイプ分けができると、それに応じた対処ができ、物事がうまく回る。
皆自分に合った捉え方をして、対処法を試し、うまくいかない部分の捉え方を修正する。
そうしてできたのがこの本なのかなって。
そういうものを持っている人って強い。
あと自分の中に色々な要素が存在するって
give & take のギバー・テイカー・マッチャーにも似ている。
◾️要約(詳細)
◆ステージ1:才能ってなんだろう
才能には3種類ある。創造性(独創的な考えや着眼点を持ち、人々が思いつかないプロセスで物事を進められる)、再現性(論理的に物事を考え、システムや数字、秩序を大事にし、堅実に物事を進められる)、共感性(感情やその場の空気を敏感に読み、相手の反応を予測しながら動ける)。このどれが自分にあるのかを理解し、そのカードで勝負していくことが大事。
※この3つのどれかだけではなく、創造性・再現性・共感性それぞれがその人の中に多かったり、少なかったりあるんだろうな
◆ステージ2:相反する才能
3種類の才能にはそれぞれの中間に位置するもの(エリートスーパーマン、最強の実行者、病める天才)がいる。
また、天才、秀才、凡人にもその中でそれぞれタイプがある。(Iタイプ、Yタイプ、WタイプとかKタイプ,Rタイプとか)これらを見極め、人間力学的な動きを理解し、対応するべき。
天才は物理で動き、秀才は法律で生きる。
※タイプって知っていたら知っているだけ、意識すれば意識するだけパフォーマンスに影響する
◆ステージ3:武器を選び、戦え
自分の才能を理解したら、それに応じた武器を選ぶ。音楽家であればビアノ、など楽器が必要。楽器が才能を発揮させてくれるもの。その武器を持って、磨くことが大事。
※それぞれ天才には天才の、秀才には秀才の、凡人には凡人の武器がある。それを理解して使いこなそう。
◾️アクション
人、自分も考え、行動について、どのタイプかを判断し、
その人間力学を見極めて動いていこう。
◾️読みやすさ
★★
◾️ハッシュタグ
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