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#73 今やTDLと肩を並べる存在に【書評】USJを劇的に変えた、たった1つの考え方

◾️はじめに


第3週は企業系。今回はUSJ。劇的に変わったのはなぜか、についてです。


◾️要約


売れる仕組みをつくること。これがマーケティングであり、USJを劇的に変えた考え方。
目的に適した戦略を練り、顧客体験をよりよくする。
それによって組織が成長していくことが重要。
個人としても自分の強みを知り、前向きに、プレッシャーの中で必死に学んでいくことで成長する。

◾️感想


成功体験がある人は伝えるものはやはり違う。
マーケティングによって成功へ導いた実績がすごいから。


◾️要約(詳細)


◆第1章 USJの成功の秘密はマーケティング にあり
会社の事業のビジネスドライバーを探し、それに注力、改善に邁進させるため、個人間・部署間の対立をなくし、会社全体の成長及び提供価値最大化へ牽引していく存在がマーケター。

◆第2章 日本のほとんどの企業はマーケティングができていない
技術思考、競争阻害が多い日本ではマーケティングが軽視され、育成にも力がかかっていない。
しかし競争激化の現在、必要となっている能力である。

◆第3章 マーケティングの本質とは何か
売れる仕組みを創造すること。
それは消費者の頭の中を制して、店舗も制し、商品の使用体験を制することで生まれる。
目的達成への必要条件を導き出し、流れを堰き止めるビジネスドライバーを改善して広げるのが本質。

◆第4章 戦略を学ぼう
戦略とは目的を達成するための資源配分の選択のこと。目的→戦略→戦術の順。
目的に沿った戦略であること、戦略に沿った戦術であることが大切。
他社との差別化要因をうまく戦略に活用する。

◆第5章 マーケティング・フレームワークを学ぼう
マーケティング・フレームワークとは戦況分析→目的→WHO→WHAT→HOWで考えていく型のこと。
消費者インサイトを探り出し、適切なポジショニングで相手を動かす。
4Pを駆使してHOWを作り上げ実践する。

◆第6章 マーケティング が日本を救う
もともとの、普通の品質、レベルが高い日本。
世界と伍するために合理的な戦略を強める必要あり。
それが日本を豊かなままでいさせることにつながる。それはつまりマーケティングだと。

◆第7章 私はどうやってマーケターになったのか
将来どうなるかを想像し、厳しい環境で自ら考えることが大切。厳しい環境でこそ人は伸びる。

◆第8章 マーケターに向いている人、いない人
リーダーシップ、EQ、論理的思考、ストレス耐性。これらがあるとマーケターに向いている。
資質を把握して伸ばしていこう。

◆第9章 キャリアはどうやって作るのか
キャリアは自分でつくるもの。
強み伸ばして、やりたいことやろう。
長期戦で考えることが大切。

◾️アクション

ビジネスドライバー、差別化要因は何かを考える。

◾️読みやすさ

★★

◾️ハッシュタグ

#usj

#森岡毅

#V字回復


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