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#57 人に動いてもらいたきゃ【書評】1分で話せ

◾️はじめに

第4週はビジネスパーソンとしてのスキルや教養など。
伝え方、考え方の本。
1分で話せますか?

◾️要約

伝えたいことがあるなら、相手を調べて自分の主張を論拠と例示で固め、プレゼンの練習をする。主観の自分とそれを客観で見る自分をつくりあげ、これで相手は動くかを考える。足りないところがあれば練習して改善する。アーティストでもビジネスパーソンでも。自分の表現で伝えたいことを相手に伝える。

◾️感想

人は動かしてなんぼ。ただ言うだけでだめ。
好きな言葉で適当に言う(書く)は自分中心。
相手を考え、推敲する。これが社会に向けて何かする、と言うこと。
相手の土俵で勝負する。
そのために自分を演じるのも必要。

◾️要約(詳細)

◆序章 そもそも伝えるために考えておくべきこと うまいプレゼンより動いてなんぼ
 人は他人の話を聞いてない。だけど諦めず、端的に伝え、動いてもらうことでチームとして事を成すことができる。どうすれば端的でかつ、動いてもらえるか。端的の例は1分。1分でまとまらないなら長く伝えても同じ。

※突き詰めるとシンプルになる、ということ。考えが足りない。選んで、捨てていく作業の中に本質が生まれていく。

◆第1章 伝えるための基本事項
相手に動いてもらうので相手を知ることが必要。相手が何を望んでおりどんなもの、ことなら動くのか。動かすための下調べが必要。

※極端な例を考えよう。英語しかわからない人や幼児に話す場合にする準備と上司に話す場合は違う。つまり、相手によって何を話すかを変えている。それが1歩目。

◆第2章 1分で伝える  左脳が理解するロジックを作る
主張があって、ロジックがある。これが基本。日頃から結論を出す習慣付けをする。

※〇〇なので◆◆しよう、■■は△△のためです。

◆第3章 相手を迷子にさせないためにスッキリカンタンでいこう
相手を迷わせないためにカンタンな言葉でスッキリした言葉で伝える。

※伝え方が9割でも伝わる技術でもそう。わかる表現、諺とか慣用句、例示はそのためにある。

◆第4章 1分でその気になってもらう  右脳を刺激してイメージを想像させよう
相手の中に自分の主張のピラミッドを移植していくのが肝要。

※「同じこと考えてたー」「こうすると思ったー」つまり相手ならどう考えるか、これ聞いた人はどう思うか、さらにあの人ならどうするか、何を言うか。これを考えるのが大切。

◆第5章 1分で動いてもらう
超一言で伝える。主観の自分と客観の自分を持つ。動いてもらうためにできることは全てやる。相手に気持ちで近づくことが大切。

※岡田メソッドでも”魂は細部に宿る”と言っていた。やれることは全部やる。突き詰めていかないと殻は破れない。

◆第6章 伝え方のパターンを知っておこう
フレームがあると入りやすい。その上で練習をする。伝えたいことのために努力するのは間違ってない、惜しむな。

※先人の知恵、確率が上がるパターン、それがフレームワーク。伝えたい内容はそれぞれだが、伝え方は確率が高いものを使う方がいい。または自身で編み出したフレーム。

◾️アクション

伝えたい内容を書き出し、1分でまとめてみる。

◾️読みやすさ

★(とっても読みやすいです)

◾️ハッシュタグ

#伝え方
#1分
#伊藤  羊一

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