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雑記:宮崎駿は富士山を作った ネタバレなし

 通院の日なので会社休んで書いてます。昨日の雑記もピンと来ないので、ジブリの最新作「君たちはどう生きるか」の話を書いてます。

 駿監督は富士山を作った。

 そして富士山に興味がある人は感銘を受けて、感想と言う俳句をひねってる状態。

 落ちはこんな感じです。以下だらだら書きます。監督は無自覚と無意識で映画を見るターゲットを決めないままに絵コンテ切ったら、出来た作品が不鮮明でよく判らない。ピンボケ作品になったので、観た人は、ひたすら過去作品を参考にしたり、自分の知識を利用して解釈をしている。

 でも駿監督は富士山を作っただけなので、意味をこめてない。

 でっかい富士山に感動する人は居ます、俳人が感銘を受けて俳句を作るのは当然です。でも興味が無い人からすれば遠くにある背景みたいなもんです。下手すると意識すらしません。

 確かに「君たちはどう生きるか」の本編では、駿監督の過去作品のイメージが使われていますが、単なる使い回しです。「これは未来少年コナンを意図しました」なんて描き方してません。解釈してみましたなんて話にすらできませんし、意味すらないです。

 山を作ったら富士山になったので、とりあえず観客に見せました。

 これが現実です。もちろん松尾芭蕉が富士山の俳句を作りたかったのは、心の内面からの創作衝動でしょう。クリエイティブです。みなさんの感想は創作活動です。俳句と同じです。

 これを否定する気は無いです。でも富士山とは無縁な存在です。富士山は自然に、ただあるがままに存在しているだけで、メッセージなんか発してません。

 これが通常の映画作品と異なる所です。ドキュメンタリーかもしれません。アニメ映画ですらないかもしれません。富士山だと思って観れば、何も不自然な所はないです。難解ですらないです。だって富士山だもん(棒)

特に意味はないです


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