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小さな町工場が今できること。 #4

#3のつづき・・・

7月3日 "トレたま” の放送予定日。

無事、実用新案、商標登録を終えあとは、
放送を待つだけだった。

「放送が延期になりました」

とディレクターさんから連絡がはいった。
そうこの時期、6月終わりから7月初旬に
かけて記録的な大雨に見舞われていた。
九州を中心に災害が発生してしまった。

”コロナ禍のなか、避難しなくてはならない状況”

ニュースの中では、自治体の皆様が必死に
今ある資材を活用して避難所開設を行っていた。
住民の皆様も "見えない敵” に必死に立ち向か
っている姿を目の当たりにした。

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「小さな町工場でも今できることがある」

パーソナルスペースを確保する
バージョンは、まだまだ、構想段階。
そして、ノウハウもない。
すぐに、地元の商工会に連絡をして
市役所の危機管理室と
アポを取ってもらった。

”現場で本当に必要なものでなければ、
             意味がない”

間に合わないかもしれないが、
早急にスタートさせる。
現場のプロの意見をいただきながら
開発することで、本当に必要とされる
製品になるからだ。

”私たちが暮らす国。災害大国日本。”

いつどこで起こってもおかしくない。
さらに、今年は ”コロナ" という敵がいる。
だからこそ1日でも早く "エアトーレ+”
完成させる必要があった。

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そして、7月6日。
テレビ朝日スーパーJチャンネルの
取材があった。
今回の取材テーマは、
「コロナ禍で苦境の中、小さな町工場の奮闘」
というものだった。
まさに我々そのものがテーマになっていた。

前回同様にひと通り「エアトーレ」
の説明を行い、今後についての
インタビューに移っていった。

”苦境、困難な状況だからこそ、
        変革できるチャンスである”

とカメラの前で答えた。
これは、自分自身に放った言葉でもある。
自分自身を奮い立たせるために。

撮影が終盤に差し掛かったころ、
若槻アナウンサーのもとに、局から
豪雨の影響により、本日の放送は
延期という知らせが入ってきた。

#5 避難所開設用「エアトーレ+」の開発へ
  つづく・・・。

パーソナルスペース型「エアトーレ+」は
こちらからhttps://www.ws-industry.com/blog/


今回は、ついつい買ってしまったものを
ご紹介します。




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