たったひとりの○○なひと!
僕はそれになりたい!!
、、と中学だか高校だかの時から思ってた。
とにかく
自分が生きた証を残せないのがこわくてこわくて
それで役者になりたかったんだよね。
だから「役者になれないなら僕が生きる価値が見いだせない!」と思って
がむしゃらにチャレンジした!
舞台にも立った。
映像にも出た。
いろんなものとか友達とか寂しいとか
そんなものを犠牲にしたって惜しくない夢だった。
演じることは苦しくてなにより楽しかった。
僕の役は僕にしかできないものが多くて、
「替えのきかない役者」であることに誇りも持っていた。
まあ単にちょっと変わってたんだろうな。
ゆえにキーパーソンをよく任されていた。
嬉しかった。
でもあるときふと気づいた。
僕が求めていたものって本当にこれ?
僕は僕が演じる役を通じて、
見てくれる人に何か残せたらと思っていた。
でも違うんだ役者って、
伝えたいことや感情を倍増させることは出来ても
自分の伝えたいことを伝える人じゃない。
僕が求めるものを「役者」という職に押し付けてはいけない。
端的にいうと「僕」の話を聞いてほしかった。
それに気づいた1ヶ月後、
あんなに必死に追いかけてきた役者をすんなりとやめた。
うーん、あっけない!
でもひとつも無駄だったとは思わなかった。
だってこの道を志してなければ学べないことがいっぱいあった。
出会えない人がいた。
出来ない経験ができた。
必要としてもらえた。
なにより「どんな経験も演技の役に立つ」という思考、これが強いんだ、本当に。
どんなに意味の無い経験だって、
悲しいことも辛いことも
自分のことを第三者目線から見て「こんな状態なんだ」と記録ができて冷静になれるこの手法の
どれだけ強いことか。
きっと今後の人生で役立つんだろうなあ。
ねぇ、読んでる君も悲しいことがあったらちょっとやってみて。
今小指ぶつけた!って痛くて悲しくなったら
どんな風に痛いのか、
その「痛そう」を再現するにはどんな声を出しているのか。どんな姿勢をしてるか。
まあそんなデータを集めたところで、と思うかもしれないけどこれが意外と役に立つんだ。
感情を入れること、感情を出すこと。
これはひとつでワンセット!
もしあなたがコンテンツを作りたかったり
自分を見てもらう配信者や発信者になりたいなら
絶対に役立つはず。
それじゃなくてもメンタルを保つのにめちゃめちゃ便利だよ!!
いやなんの話してたんだっけ。
とにかくたったひとりになりたいなら
やりたいことに突っ走ってみよう!
絶対に何かを得られるよ、
どんな経験でも本当に。
これは絶対。
犬との約束!🐕
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