ライターは文章力だけではダメ!?企画と取材のポイント
バズるライター・あつたゆかさんを講師として、複業ライターを目指す人向けに開催されている講座も後半戦となりました。
第3回となる今回のテーマは【企画の立て方と取材準備】です。
ライターを始めたはいいものも、「一体、企画や取材ってどうやってすればいいんだ?」と不安は多いものです。
記事作成を料理で例えるなら、文章力とは料理の腕であり、企画・取材はまさに材料集め。もちろん料理自体が下手だと美味しいものはできませんが、材料もとても大事ですよね。
まずは、企画を立てるポイントですが
・読者が関心のあること
・自分が関心のあること
・媒体が伝えたいこと
の3点のバランスが大事です。
これを意識して、あつたさんの企画の立て方を見てみます。
①媒体のコンセプトを確認する
②特集のコンセプトを確認する
③材料を探す(リサーチ)
④ためた情報をもとに企画を考える
②までで、なんとなく企画の方向性を定めることがコツだそうです!企画力をつけるには、自分が面白かったと思ったコンテンツを読んだときに、「何が面白いと感じたか」を分析することが効果的です。
次に取材についてです。1番大切なことは「取材前にゴールを固めること」だと、あつたさんはおっしゃいます。
インタビューは文章を書くときの要素を集めることと同じで、これがダメだと文章を全く書けなくなるので、ほしい要素を明確にしましょう。
インタビューする相手から何を引き出したいのかを考えて、質問を考えたり、情報を集めたりすることが取材の準備で大切だということです。
この講座を開催している文章力アップデートサロンの特徴は「超実践型」であることです。今回は、受講者の方々で実際にインタビューをしあいました。
実際にやってみると、「深く掘り下げられなかった」という声が。
あつたさんのアドバイスとしては、「抽象的に返ってきたものを具体まで掘り下げるのが大切だ」ということです。
例えば「学びが多かったです」と返ってきたとすると、ここで満足せず「何を」学んだのかまで聞くことができると取材力がアップします!
次回で最後となる「会社員から始める複業×ライティング」の講座。最終回のテーマは【会社員が複業をするときに気をつけるべきところ】です。
こんなに丁寧に教えてくださる講座はあまりありません。ライターという職をぜひ複業で考えている方は文章力アップデートサロンをぜひチェックしてみてくださいね。
テキスト/神谷恭汰
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