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半地下カフェで、「書く」ことについて少し書く

今朝の半地下カフェは冷房が効いていてとても寒い。そういえば電車の中も寒かった。タイマー設定した時間にエアコンが作動した自室も寒かった。

家の外に出ても寒い感じがして駅のホームで鞄から取り出したカーディガンを羽織った。寒さは幾分和らいだが、行く先々で感じる冷房の冷たさがじわじわと身体に堪えてくる。


明日からはじまる「言葉の表出、夏合宿2020」で仕上げようと思っている文章をポメラの画面に表示してながめている。長い文章の断片だが、それなりの文字数はある。

大きなかたまりの文章を一定のトーンで仕上げることに取り組むのは初めての経験になる。今回の合宿はがっつり書く時間としては想定していないので、ちょっと不思議な感じがする。

合宿の期間中は基本的にどこに向かっても良いので、ぼくは毎日仕事に向かう予定だ。文章のことに取り組むのは、朝の半地下カフェでの時間と、仕事の休憩時間や行き帰りの電車のなか。あとは家に帰って眠るまでの時間とか。

仕事帰りに合宿地のまるネコ堂に向かうかもしれないが、このご時世なのでどうするのかは思案中。まるネコ堂での美味しい晩ご飯は魅力的なのだが。

画面に表示される長い文章の断片を眺めているが、これが面白いものなのかどうかは、正直わからない。読んだ自分が面白くて仕方がないと思えるものを書きたいが、それほどの力はない。

書くことは実験の連続と思っている。全体をあらかじめ構成して意図的に書く書き方もあれば、登場人物の後を追いかけるようにして書く書き方もある。

ぼくは今回、後者のやりかたを試して登場人物を追いかけるようにして書いてみた。だから、ストーリーとしては、何かに向かうようには書けなかった。それでも書き上がったので、最終的に何かに辿り着いた感じはある。

最近はストーリーを思い描いて書いていない。そういう「書く」もそろそろ再開したい。架空の出来事でも、現実に起こっていることでも、なんでも良いので書きたい。

文章筋トレのように、短い時間で区切ってもいいし、合宿のように少し長い期間で区切ってもいい。とにかく、モチーフをみつけて書きはじめたい。どうしても書きたい「ある感じ」をみつけたい。

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